FAカップ再試合にファーストチームを起用しないとした発言したリヴァプールのユルゲン・クロップ監督に対して、アクリントン・スタンリーの会長が怒りの声を上げた。

26日のFAカップ4回戦シュルーズベリー・タウン戦で、2-2とまさかのドローを喫したリヴァプール。2月4日に再試合が組まれることが決定したが、クロップ監督はプレミアリーグのウィンターブレイクに当たる時期の試合になるため、ニール・クリッチリー監督率いるユースチームで戦う可能性を認めていた。

しかし、この発言に納得できないのがアクリントンのアンディ・ホルト会長だ。シュルーズベリーと同じくリーグ1(英3部)に在籍する同クラブの会長は、リヴァプール指揮官に対して「恥」と非難し、不満をあらわにした。

「なぜトップクラブであり、プレミアリーグのトップが戦おうとしないのか理解できない。最大限のわがままだ。私だったら再試合をしたいし、それが正しいことだと思う。疲労なんか気にしない。プレミアリーグのトップクラブはFAカップよりも、利益を上げるためだけの中国でのエキシビションマッチを喜んでやっている」

さらに、クロップ監督自身に対しても「ユルゲン、君は自分自身で恥の上塗りをして、自身の名声を傷つけてしまった。君はFAカップを殺しているんだ。カラバオカップを殺し、我々を殺そうとしている」と主張した。

下部リーグのクラブにとって、FAカップはトップチームと対戦できる大きなチャンスであり、賞金や入場料などはクラブの大きな収入源でもある。しかし、昨今の過密日程の影響で19世紀に創設された伝統あるFAカップのあり方について大きな議論を呼ぶことになりそうだ。