27日のラ・リーガ第31節、バルセロナは敵地バライドスでのセルタ戦を2-2のドローで終えた。

アルトゥールとピャニッチのトレード移籍が成立間近となり、大きく揺れるバルセロナ。とにかく、レアル・マドリーから首位を奪い返すためにも、ピッチ上では結果を出すしかない状況だ。

セティエン監督はデ・ヨングを負傷、ブスケッツを出場停止で欠きながらも、この試合終了後にトリノでメディカルチェックを受ける予定のアルトゥールをやはりベンチスタートとして、代わりにリキ・プッチを起用。GKテア・シュテーゲン、DFセメド、ピケ、ユムティティ、ジョルディ・アルバ、MFビダル、ラキティッチ、プッチ、FWメッシ、ルイス・スアレス、アンス・ファティをスタメンとしている。

3-5-2のシステムを採用したセルタに対して、バルセロナが先制点を記録したのは20分のことだった。ペナルティーエリア手前左からのフリーキック。キッカーのメッシは自らゴールを狙うことなく、エリア内右に浮き球のパスを送り、L・スアレスがヘディングシュートを決め切った。

先制したバルセロナは24分、ブライスに最終ラインを突破を許したものの、シュートはポストに直撃して何とか失点を免れる。その後には攻守両面で精力的に動き回るメッシが存在感を発揮。しかしメッシのスルーパスに反応したファティのシュートはセルタDFに当たり、メッシ自身のシュートも精度を欠くなど、追加点を決められず前半を終える。

後半、バルセロナは開始から5分後に同点に追いつかれた。ビルドアップ中にボールを奪われると、オカイのペナルティーエリア内への侵入を許し、折り返しのボールをスモロフに押し込まれている。

再びセルタの堅守をこじ開けることを強いられたバルセロナだが67分、またもL・スアレスがそれをやってのけた。ペナルティーエリア内右でドリブルを仕掛けたメッシのこぼれ球に反応したウルグアイ代表FWは、アラウホを背中で受けた状態でボールに触れないまま反転して、ゴールを向くと倒れながら左足でシュート。これが枠内左に収まった。

再び勝ち越したバルセロナだが……、悲しいドラマが最後に待ち受けていた。89分のセルタの直接フリーキック、イアゴ・アスパスがバルセロナの壁の下にボールを通して、T・シュテーゲンを破ることに成功。試合は同点のまま終了のホイッスルが吹かれている。連勝を逃したバルセロナはレアル・マドリーを勝ち点1差で上回り暫定首位に立ったが、レアル・マドリーが翌日に行われるエスパニョール戦に勝利すれば、勝ち点2差をつけられる可能性がある。

■試合結果
セルタ 2-2 バルセロナ

■得点者
セルタ:スモロフ(59分)、イアゴ・アスパス(89分)
バルセロナ:ルイス・スアレス(20分、57分)、ミチェル(75分)