現地時間6日、UEFAヨーロッパリーグは決勝トーナメント2回戦が行われ、セビージャとローマが対戦した。

コロナ禍の影響によりファーストレグが行えず、ホーム&アウェー制ではなく一発勝負でベスト8を争うこととなった両チーム。立ち上がりこそ一発勝負特有の堅さが見られたものの、セビージャが徐々にペースを握る。

12分、左CKをクンデが頭で合わせると、これがクロスバーを叩く。その後も左サイドを中心にローマゴールへと迫るセビージャは迎えた21分、バネガからのパスを受けてドリブルで切り込んだレギロンが、スピードに乗ったままエリア内左からシュート。これをGKロペスが防ぎきれず、攻勢のセビージャが先制する。

反撃に出たいローマだが、ジェコにいい形でボールが入らず、前線で起点を作れないためシュートチャンスが遠い。守備でもセビージャのパス回しをなかなか寸断できず、カウンターを仕掛けることも難しい状況に。

すると前半終了間際の44分、セビージャが自陣でボールを奪いロングカウンター。右サイドを抜け出したオカンポスがイバニェスのスライディングをかわし、エリア内右からゴール前に折り返す。長い距離を走っていたエン=ネシリがこれを押し込み、セビージャが2点をリードして試合を折り返す。

前半、シュート1本に抑えられたローマは51分、ジェコのポストプレーからムヒタリアンが右のポストをかすめる惜しいシュートを放つなど、まずは1点を返そうという姿勢が窺われた。

57分にザニオーロとディアワラを下げてペッレグリーニとカルレス・ペレスを投入したローマに対し、セビージャも68分、スソを下げてムニルを投入する。すると73分、オカンポスのパスを左サイドで受けたムニルの折り返しを、ファーサイドのクンデが合わせてネットを揺らす。しかし、これはVARの結果、オフサイドによりノーゴールとなった。

3失点目は免れたローマだが、依然としてセビージャの守備陣を突破できず、78分にはコラロフに代えてビジャールを投入するも流れは変わらない。今季の終盤はサイドからのクロスをシンプルにジェコが合わせに行くという形は見られたが、単発な攻撃に終始してしまう。

ローマは最後までセビージャの牙城を崩すことが叶わず、逆にバネガの直接FKがクロスバーを直撃するなど、10分にも及ぶアディショナルタイムでもさらに点差が開きそうになる場面も。3点目こそ奪えなかったが、上手く時間を使ったセビージャがローマに完封勝利でベスト8進出を決めた。

■試合結果
セビージャ 2-0 ローマ

■得点者
セビージャ:レギロン(21分)、エン=ネシリ(44分)