新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、3月中旬より中断となっているセリエA。現在、リーグ再開に向けた動きが活発化しつつあるが、選手を守る立場にあるイタリアサッカー選手協会(AIC)会長ダミアーノ・トンマージ氏は、多くの不安要素がある中でリスタートへ舵を切る動きに不信感をあらわにしている。

イタリアではジュゼッペ・コンテ首相が5月4日からの個人競技練習再開を許可し、団体競技の個人練習についても内務省が認める通達を3日に出していた。セリエAの各チームは稼働に向けて始動し、ユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドも先日、ポルトガルのマデイラ島からトリノに戻ったと伝えられていた。

だが、選手協会会長トンマージ氏は「リスクなしでのプレーは不可能だ。何かあった時の責任を誰が負うんだ?」とジャーナリストであるピエルルイジ・パルド氏との『Instagram』ライブチャットで述べている。

「多くの選手は所属先のトレーニングに復帰した。それはあくまで自発的な判断になっている。確かに公式戦が再開できたら理想的だが、現時点で欠落している要素があまりに多く、本当に安全な状況で試合に臨めるという保証が何もない」

また、トンマージ氏は「すべての人の健康は尊重されるべきだ。フットボールプレーヤーは特権階級でもないし、中にはサラリーの保証がなく苦しんでいる」と主張。下部リーグの選手たちは給与面で苦労していることから、これまでプレーヤーの給与引き下げについて同氏は一貫して断固拒否の姿勢を貫いていた。

セリエA再開に向けたスケジュールは、近日中に最終決定される見通しとなっている。だが、かつて中田英寿氏ともローマで共闘したトンマージ氏は、選手たちの安全面が確保されていない現状での再始動に警鐘を鳴らした。

イタリアではここまで21万3000人が新型コロナウイルスに感染。うち2万9300件を超える死亡例が確認されていた。

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