今シーズンいっぱいでの現役引退を表明しているブレーメンの元ペルー代表FWクラウディオ・ピサーロは、ラストマッチのハイデンハイムとの1部2部入れ替えプレーオフ第2戦では出場機会を得られず。フロリアン・コーフェルト監督は試合後に本人に謝罪したことを明かした。

現在41歳のピサーロは、ブレーメンのほか、バイエルン・ミュンヘンやケルンでもプレーしたドイツでは合計公式戦663試合に出場。ブンデスリーガ戦490試合(197ゴール)に出場した同リーグ歴代最多出場記録を持つレジェンドだが、現役最後の公式戦となった現地時間7日に行われたハイデンハイムとの第2戦は終始ベンチから見守ることになった。

第1戦はスコアレスに終わったブレーメンだが、敵地での第2戦は2-2で引き分け、アウェーゴールの差で1部残留が決定。コーフェルト監督は試合後、ピサーロに「最後の試合で起用できなかったことを謝った。状況が許さなかった」と明かすと、「彼には『そんなのどうだっていい。大事なのは残留したことだ』と言われた」と本人が理解を示してくれたと説明した。

また、コーフェルト監督は先日ビデオ分析室にてコーチ陣とともに過去の映像をチェックした際、「『笑顔なのはいつも同じヤツ』とアシスタントに話していたんだ。それこそ、彼がブレーメンのサポーターにどれほどの喜びを与え、このクラブにとってどれほどの存在かを示すものだ」と強調した上で、「クラウディオ・ピサーロに、彼がブレーメンやブンデスリーガで残した功績にはいくら脱帽しても、いくらお辞儀しても足りないほどだ」と感謝の言葉を述べた。

一方、仲間たちは試合直後にピサーロを胴上げして祝福。有終の美を飾ることはできなかったものの、笑顔に包まれながらそのキャリアに幕を閉じることになった。