宮市亮が所属するブンデスリーガ2部ザンクト・パウリのヨス・ルフカイ監督は、今季限りでの退団が決定した。クラブは29日、同監督との契約を双方合意の上で解消することを発表した。

28日の最終節ヴェーエン・ヴィースバーデン戦を3-5で落として、14位でシーズンを終えることが決定したザンクト・パウリ。昨年4月に就任したルフカイ監督の下での成績は結局11勝14分け17敗に。ヴィースバーデン戦直後に同監督と会談を行ったクラブ首脳陣は、2021年までとなっていた契約の解消の決断に至った。

以前からチームとの関係悪化が理由で今季限りでの退団が濃厚と伝えられていたルフカイ監督は、クラブ公式ウェブサイトでチームの競技面での発展を指摘しつつ、特にアウェーでの弱さや、自身が公でチームを批判したことなどに後悔の言葉を口に。最後は「この素晴らしい特別なクラブで仕事ができたことをとても感謝している」と締めくくった。

またアンドレアス・ボルネマンSD(スポーツディレクター)は、若手の積極起用などをオランダ人指揮官の功績として挙げ、「ヨスは、1シーズンで(ハンブルガーSVとの)ダービーを2度とも制し、初の外国人の監督としてもクラブの歴史に名を刻んだ」とコメント。続けてオケ・ゲットリヒ会長は「クラブの上層部は、ヨス・ルフカイに、今シーズン忘れられない瞬間を味わえたことに感謝を告げたい」と語った。

なお、ひざの問題で終盤は5試合欠場した宮市だが、ルフカイ監督の下で今季は公式戦30試合に出場。これまでのキャリアで最も充実したとも言えるシーズンを過ごした。