FAカップは28日に準々決勝が行われ、シェフィールド・ユナイテッドとアーセナルが対戦した。

今季昇格組ながらプレミアリーグ最大のサプライズとなっているブレイズ。しかし、直近2試合は連続でノーゴール&3失点を喫して敗れるなど、調子を落としている。過密日程が続く中で復調のきっかけが欲しい中、名門アーセナルをホームに迎えた。

対するアーセナルは、再開後苦しい連敗からようやく前節サウサンプトン戦で勝利を掴んだ。だが守護神ベルント・レノら負傷者が続出し、マッテオ・グエンドウジの振る舞いが問題視されるなど、チームを取り巻くネガティブな雰囲気は払しょくされたとは言い難い状況。今季唯一残されたタイトルを懸け、躍進するブレイズの本拠地に乗り込んだ。

試合は8分、攻め込んだブレイズは、CKの折り返しに中でランドスラムが押し込みネットを揺らす。しかしVARレビューの結果、ノーゴールとなった。得点は幻となったブレイズだが、効果的なカウンターで好機を作っていく。

それでもボールを保持するアーセナルは22分、相手ボックス内でラカゼットが後ろから倒されてPKを獲得。この絶好機をペペが冷静に沈め、アウェイチームが先制に成功する。前半は1-0で折り返す。

アーセナルは53分にアクシデント発生。ボールを追った際にダビド・ルイスが負傷してプレー続行不可能に。ホールディングと交代となった。中断明けは負傷者が続出しているアーセナルだが、ベテランCBもケガを負ってしまった。

ブレイズは58分にもネットを揺らしたが、再びVARレビューの結果ノーゴールに。それでもいい時間を迎えると、87分についに同点に追いついた。ロングスローをコラシナツのクリアがミスとなり味方に当たり、こぼれ球をマクゴードリックが押し込んだ。試合は土壇場で振出しに戻る。

それでも後半アディショナルタイム、アーセナルが土壇場で勝ち越しに成功。自陣深い位置からカウンターを発動すると、最後はセバージョスが角度のないところからネットを揺らした。このゴールが決勝点となり、アーセナルが優勝した2016-17シーズン以来となる3季ぶりの準決勝進出を決めている。

■試合結果
シェフィールド・U 1-2 アーセナル

■得点者
シェフィールド・U:マクゴードリック(87分)
アーセナル:ペペ(25分)、セバージョス(後半AT)