今季、アトレティコ・マドリーの堅守を支えるブラジル代表DFフェリペ・アウグストは、言葉通りの “鋼鉄の男”だった。スペイン『マルカ』が伝えている。

昨夏の移籍市場でポルトからアトレティコに加入し、インテルへと移籍したアトレティコの前DFリーダー、ディエゴ・ゴディンの穴を補って余りああるような活躍を見せているフェリペ。『マルカ』がそんな同選手を “鋼鉄の男”と称した理由は、怪我知らずのキャリアにある。

フェリペはブラガンチーノ(公式戦33試合出場)でプロデビューを果たして以降、コリンチャンス(70試合)、ポルト(142試合)、アトレティコ(31試合)で、負傷によって試合を欠場したことが一度もないのだ。277試合、出続けである。

『マルカ』はフェリペがなぜ“鋼鉄の男”となったのかを分析。要因に挙げられるのは、プロデビューが22歳と遅咲きであったことだ。現在30歳のフェリペは、2011年にブラガンチーノから見つけ出されるまで、アマチュアレベルでフットボールに興じ続けてきた稀有な存在である。ブラガンチーノに見出されるまでは、多種多様なスポーツに取り組んできた。

フェリペのゴールパフォーマンスとしても知られる側宙は、学校の帰り道で友人と行っていたことであり、彼にとって体を動かすことはいつだって身近なものだった。ブラジル人DFはフットボールに真剣に打ち込むまで、バスケット、バレーボール、スケート、 果てには義父とのキノコ狩りなど、多くのスポーツに興じてきたのである。

様々なスポーツを体験しながら体の各部位を強化し、その使い方を学んでいったフェリペは、そのケアも怠ることはないようだ。怪我の予防のための練習は入念に行い、さらには栄養管理にもしっかりと気を配っているという。

なおフェリペは、新型コロナウイルス感染拡大のために活動が停止しているフットボール界においても、その鍛え抜かれた鋼鉄の肉体を研ぎ澄ませ続けている模様だ。母国ブラジルの『グローボ・エスポルチ』とのインタビューでは、次のように語っている。

「全員、どんな問題も抱えることがないよう用心しなくてはならない。僕たちは今、起きていることをしっかりと自覚しつつ、自分たちがすべきことを行っていく必要がある」