自宅隔離命令を破ったレアル・マドリーFWルカ・ヨヴィッチに対し、母国セルビアのアナ・ブルナビッチ首相らが激怒している。

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。ヨーロッパでも急速に感染が拡大しており、イタリアでは3万5000人の陽性反応を確認。スペインでも1万人を超えるなど、甚大ない被害をもたらしている。サッカー界も大きな影響を受けており、各国リーグ戦は中断。今夏予定されていたEURO2020やコパ・アメリカも延期となった。

そんななか、セルビアも15日に非常事態宣言を発令。在任外交官や滞在許可証を持つ外国人を除き、国境を封鎖。スペイン、イタリア、ドイツ、フランスなど指定した10カ国から帰国するセルビア国民には、28日間の自主隔離を義務付けている。

しかし、ヨヴィッチはそのルールを破り、帰国後にガールフレンドの誕生日を祝うためにパーティを行っていたことが伝えられた。レアル・マドリーではバスケットボールチームに感染者が発覚したため、選手は自宅待機を命じられている。22歳FWはクラブの許可は得ていたようだが、セルビア国内の命令を無視して街に繰り出していたようだ。

これを受け、ブルナビッチ首相はヨヴィッチを糾弾。スペイン『as』は、「高額な給与を受け取るフットボーラーの悪い例だ。帰国時には必須の自宅待機命令を無視している」とのコメントを伝えている。またネボイシャ・ステファノヴィッチ内務大臣は、隔離措置を無視している国民が多く存在するとの報告を受け、「我々はこれら有名なアスリートの犯罪行為について報告を受けている。その時が来れば、裁判所も動く」と逮捕の可能性も示唆した。

命令を無視して恋人とのパーティを楽しんだヨヴィッチ。何らかの処分を受ける可能性も伝えられる。