国際サッカー連盟(FIFA)は、今夏の移籍市場と選手との契約に関する声明を発表した。

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響を受けるフットボール界。リーグ戦は軒並み中断され、依然として再開の目途は立っていない。これにより、今夏に予定されていたEURO2020やコパ・アメリカ、東京オリンピックが延期となり、2019-20シーズンが6月以降も続行されることが濃厚で、翌2020-21シーズンや今夏のプレシーズンへの影響は必至だ。

このような状況下で問題に上がるのが、通常6月末に満了を迎える選手との契約と7月から約2カ月にわたり開かれる夏の移籍市場だ。これら問題を受け、FIFAは7日に声明を発表し、柔軟に対応することを約束した。

「選手との契約期限は通常、シーズン終了時に満了を迎え、契約最終日もシーズン終了後に設定されている。多くの国でリーグ戦が中断する中、今シーズンが予定されていた期限に終わらないことは明白だ。そのため、契約はシーズンが実際に終了するまで延長されることを提案する」

また、移籍市場に関しては「通常の時期から現実的な時期に調整する必要がある。FIFAは柔軟に移籍市場を動かすことを許可する。今シーズン終了後から新シーズン開始までの間に組み込まれることになる」と発表し、シーズンの進捗状況に合わせて移籍市場の開催時期を決定するようだ。

リーグ戦が中止になったことで多くのクラブが収入源を失い、クラブの存続や従業員の雇用喪失の危機に立たされる現状にある。これを受け、フットボール界の最高組織であるFIFAは「各々の状況に合わせて、各クラブ、各リーグが公平で平等な解決策を見つけ出すべき」との見解を示している。