現地時間21日、レアル・マドリー元会長であるロレンソ・サンス氏が76歳でこの世を去った。

サンス氏は新型コロナウイルスに感染したことが確認され、17日より病院で闘病生活を送っていたが、そのまま帰らぬ人となった。

1995〜2000年までレアル・マドリーの会長職を務めたサンス氏の訃報を受け、同クラブのレジェンドであるラウール・ゴンサレスがSNSを通して追悼のメッセージを発した。

ラウールは1998年にフェルナンド・レドンド、マヌエル・サンチス、サンス会長とともにビッグイヤーを掲げた写真をアップし「プレジデント、安らかに眠ってください……。我々はあなたのことを決して忘れない」と恩人の死を惜しんだ。

また、サンス氏が会長職を務めていた時にトップデビューを果たし、1999−2000シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝では19歳4日にしてゴールを守ったイケル・カシージャスも「R.I.P.プレジデント……厳しい状況の中、さらなる苦難を迎えた家族や友人たちにたくさんのハグを。新型コロナウイルスにより、偉大な人の命が失われた。我々は彼の功績を忘れることはしないし、今後も語り継いでいく。つらいけど今はみんなが気持ちを強く持つべき時だ」とコメント。元会長を追悼しながらも、感染拡大について注意喚起している。

76歳で亡くなったロレンソ・サンス氏は1985年、レアル・マドリーの理事会に入り、1995年から会長職に就任した。1998年にはレアル・マドリーを32年ぶり史上7回目となるチャンピオンズリーグ(前身カップ時代含む)優勝に導き、その2年後には8回目の欧州制覇も実現した。

この間、レアル・マドリーでプレーした選手たちにとっても、恩人サンス氏の訃報は大きな衝撃だったようだ。