トッテナムのデレ・アリがイングランドサッカー協会(FA)から処分を受けることになるようだ。

現在、中国を中心に極東で猛威を振るう新型コロナウィルス。これを受け、アジア人への差別行為が欧米で広がりを見せる中、イングランド代表MFアリは、先日に物議を醸しだす動画をソーシャルメディア(SNS)に投稿する。

そこには、「Corona whattttt」のキャプションとともに黒のマスクを着用したアリが映し出される。そして、空港内のラウンジにいたアジア系男性を撮影し、その後消毒液のボトルとともに「僕を捕まえたければウィルスはもっと素早くならなきゃね」との文言を投稿していた。

その後、問題の投稿は直ちに削除されるも、不謹慎極まりないこの動画へ非難が集まり、さらに一部では“人種差別的投稿”とまで見なされていた。これを受け、アリは中国のSNSを通じて謝罪を行ったが、FAからの処分を免れることはできないようだ。

26日、FAはアリの行為について「規約E3(1)の違反に当たる侮辱、不適切、さらにフットボールの信頼を失墜しかねない行為」があり、さらに「規約E3(2)に当たる人種、肌の色、種族、国籍に関する“重大な違反”」が確認されたことを発表。そして、同選手に対して今後処分を下すことになるようだ。

なお、現段階で処分内容は明らかになっていないが、先日にはマンチェスター・シティのベルナルド・シウバがチームメイトのバンジャマン・メンディへの“人種差別行為”で1試合の出場停止処分を科されていた。