チェルシーがカイ・ハヴェルツ争奪戦のポールポジションに立っているようだ。『Goal』の取材で明らかになった。

今シーズン、公式戦43試合に出場し、17ゴール9アシストを記録するハヴェルツ。DFBポカール決勝進出、ヨーロッパリーグラウンド16進出を決めたレヴァークーゼンの中で好パフォーマンスを見せる21歳のドイツ代表MFに対して、多くのクラブが獲得に興味を示す。

レヴァークーゼンが移籍金を1億ユーロ(約121億円)に設定するため、新型コロナウイルスが各クラブの財政面に大きなダメージを与え、ほとんどのクラブが手を出せない状況。そんな中、昨夏以降、補強禁止処分でトランスファービジネスが制限され、来シーズンに向けてすでにハキム・ツィエクとティモ・ヴェルナーを獲得するなど積極的な補強を敢行するチェルシーがドイツのクラブの要求を満せるようで、獲得レースをリードする。

一方のハヴェルツは、プレミアリーグ行きに前向きと考えられており、チェルシーからの興味を意識すると報じられていた。しかし、同選手は新天地の条件として、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場を求めており、現段階でフランク・ランパード監督率いるチームは欧州最高峰の舞台への切符を手にできていない。そのため、CL出場権を確保した後、レヴァークーゼンとの合意へと進むことになるようだ。

ただし、レヴァークーゼンのスポーティングディレクターを務めるルディ・フェラー氏は去就の噂が絶えない21歳のドイツ代表MFについて「現段階で何もなく、彼は私たちの選手だ。私個人としては、彼がもう1年いると言うことを願っている」と残留を望んだ。

仮に、ハヴェルツがドイツでもう1シーズンプレーすることを決めれば、来夏の移籍市場ではバイエルン・ミュンヘンやレアル・マドリーをはじめとしたクラブも争奪戦に参加する可能性が高く、より熾烈な獲得レースになることが予想される。