任期満了に伴う鹿児島県知事選挙は12日投開票され、無所属新人で前九州経済産業局長の塩田康一氏(54)が初当選となりました。
戦後最多となる7人での激戦となった今回の鹿児島県知事選挙は、自民・公明両党の推薦を受け2期目を目指した三反園訓氏や、立憲民主党鹿児島県連が推薦した前知事の伊藤祐一郎氏らを破り、新人で立候補者の中で最も若い塩田康一氏が初めての当選となりました。
塩田氏は鹿児島市出身でラ・サール中高、東京大学卒業後、1988年に旧通商産業省(現経済産業省)に入省し、一昨年6月から九州経済産業局の局長を務めていたそうです。
選挙戦では、長年経済政策の立案に携わった経験や若さをアピールし、新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた地域経済の立て直しや、農林水産業の生産性向上、新たな産業の創出への支援などの政策を掲げていました。
前知事・伊藤祐一郎氏との一本化が取りざたされ、断念を促す声もある中で「今の鹿児島を変えたい。10年先まで見据えた県政運営ができるのは私だけだ」と「誠実、着実」な県政への刷新を訴えていたそうです。
それにより、各党の支持層から一定の支持を集めたほか、支持政党を持たない無党派層にも支持を広げる結果となりました。