災害時の通信確保に全国に100ヵ所、大ゾーン基地局構築へ NTTドコモ

ドコモ夏モデル発表会で、堀北真希さん、渡辺謙さんとNTTドコモの山田隆持社長(左端)=16日、都内で(gooニュース)

NTTドコモは16日、東日本大震災の対応と今後の災害時の対策を発表した。3月11日の震災当日、被災地だけでなく首都圏でも電話がつながりにくくなった経験などを踏まえ、通常の基地局とは別に大都市部を中心に「大ゾーン方式基地局」を全国に約100ヵ所設置する方針。そのほか、音声通話ができない場合に安否を知らせる音声メッセージを保存して送信するサービスも、2011年度内に開始する予定という。

都内で夏モデル新商品の発表会を開いたドコモの山田隆持・代表取締役社長は冒頭で、東日本大震災で通信設備が被害を受けた地域について、福島第一原発のエリア以外の307基地局のうち94%にあたる290局が復旧し、原発30km圏内の68基地局についても75%の51局が復旧済みだと発表した。また原発20km圏内については、いわき市内の基地局に高性能アンテナを設置したり、基地局の伝送経路を別のルートに切り替えたりして復旧に対応している状況を説明した。

ドコモはさらに新たな災害対策として2011年度で235億円を投入。大災害の時に通話集中や停電などが原因で通話ができなくなる状態を避けるため、通常の基地局とは別に「大ゾーン基地局」を都道府県ごとに2ヵ所、計約100ヵ所設置する。中でも東京は5ヵ所、大阪は4ヵ所に設置し、人口の35%の通話に対応する計画という。このほか災害時に都道府県庁や市区町村役場の通信が途絶えないよう、エンジンやバッテリーなどを整備し対応基地局が停電しないよう整備する。

被災地に3000台程度の衛星携帯電話を即時提供するほか、通話ができない状態でもドコモのスマートフォン同士で安否確認の音声メッセージを交換できるメッセージサービスを開発。2011年度内に提供する予定だ。

さらに地震速報などのエリアメールについては今年の夏から、スマートフォンでもソフトウェアをダウンロードすれば受信できるように対応していくという。

発表会には、ドコモのイメージキャラクターを務める渡辺謙さんも参加。震災後に避難所を回り物資を届けるなどの活動をした渡辺さんは、スマートフォンの地図検索機能などが非常に便利だったと強調。「災害時の通信の大切さを身にしみて感じた。(携帯電話の)機能の充実も大事だが、施設の充実もお願いしたい」と山田社長にお願いする場面もあった。


おすすめ情報

gooニュースの他の記事もみる
主要なニュースをもっと見る
社会のニュースをもっと見る
経済のニュースをもっと見る
政治のニュースをもっと見る
国際・科学のニュースをもっと見る
エンタメのニュースをもっと見る
スポーツのニュースをもっと見る
トレンドのニュースをもっと見る
生活術のニュースをもっと見る
地域のニュースをもっと見る

経済 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

経済 新着ニュース

新着ニュース一覧へ

総合 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

東京 新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

東京 コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る

記事検索