作家レイ・ブラッドベリ氏が死去 米報道

AP通信など複数の米国メディアによると、SF・ファンタジー小説の巨匠、レイ・ブラッドベリ氏が5日夜、カリフォルニア州ロサンゼルスで亡くなった。91歳だった。

AP通信によると、ブラッドベリ氏の娘が6日、明らかにしたという。死因は発表されていない。ロイター通信によると、出版社ハーパー・コリンズの広報が「長い闘病の末、ロサンゼルスで昨夜、眠るように亡くなった」とコメントしたという。

1920年8月にイリノイ州で生まれたブラッドベリ氏は、1941年からプロの作家として活動を開始。SFやファンタジー、ホラー、ミステリーなど複数のジャンルをまたがり、詩情豊かで幻想的な美しい短編から、鋭い社会風刺とダークなユーモアに溢れる長編小説まで、数多くの名作を残した。「火星年代記」「華氏451度」「何かが道をやってくる」「たんぽぽのお酒」「ウは宇宙船のウ」「刺青の男」「太陽の黄金の林檎」「10月はたそがれの国」など、27以上の小説や作品集と600以上の短編は世界中で愛され、日本にも多くのファンがいる。

ジョン・ヒューストン監督の映画「白鯨」の脚本など、複数の映画脚本も手がけた。自作「華氏451度」はフランソワ・トリュフォー監督によって映画化された。

1999年に脳梗塞を患って以降は車椅子を使うようになったが、2009年ごろまではロサンゼルス周辺で開かれるSF関連の大会に精力的に出席していた。

2007年には生涯にわたるSF文学への貢献を評価され、SF作家として初のピュリツァー賞を受賞している。

日本では漫画家の萩尾望都氏がブラッドベリ氏の短編を漫画化、作品集「ウは宇宙船のウ」として発表した。後に劇作家・野田秀樹氏が萩尾氏の原作をもとにした戯曲「半神」に、ブラッドベリ氏の短編「霧笛」を盛り込んでいる。


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