米大統領選 投票と就任の仕組み <特集・2012年アメリカ大統領選>

アメリカの大統領選は、有権者が候補者に直接投票して当選者を決める「直接選挙」ではなく、まず州ごとに「選挙人」を選び、その人たちが改めて大統領候補に投票する「間接選挙」。また有権者は日本のように、選挙権をもつ年齢になれば自動的に投票用紙が送られてきて投票できるのではなく、自分から有権者登録をする必要がある。

有権者は実際には大統領候補に直接投票するが、形式的には、各州に配分された選挙人を一般有権者が11月の第一火曜日に選び、その選挙人が12月の正式選挙で大統領を選ぶ。今年の投開票日は11月6日。

選挙人の数は、上院議員(定数2人ずつ)と下院議員(人口比で州によって違う)の人数を足し合わせた人数が、各州に振り分けられている。全体の選挙人は計 538人。通常、州のトップ得票した候補がその州の選挙人を独占。州ごとに得た選挙人数の合計が過半数270人以上を超えた候補が、当選する。


各州の選挙人数と直前予想 (米国立公文書管理局サイトなどより作成)

各州の選挙人数マップ

2012年アメリカ大統領選で各州に割り振られた選挙人の人数。青く塗られた州は複数米メディアに「オバマ氏の勝利確実」と報じられている州、赤く塗られた州は「ロムニー氏の勝利確実」と報じられている州。


2008年の大統領選結果米連邦選挙管理委員会資料などより作成)

2008年の大統領選結果

11月6日の一般投票で、大統領候補の当選が確定した後、12月17日に選挙人団による正式選挙が行われる。正式選挙では、選挙人が州議会など各州ごとに指定された場所に集まり、正副大統領を選出する。選挙人の投票結果は封印されてワシントンの上院議長宛てに送られる。連邦議会は2013年1月6日に上下両院本会議を開き、全米50州およびコロンビア特別区から集まった投票結果を集計する。そこで全米の選挙人538人の過半数270票以上を獲得した者を大統領当選者として正式に宣言する。

新大統領の就任式は1月20日正午。連邦議会議事堂の正面で、最高裁長官の司式のもと、新大統領は聖書に手を当てて宣誓する。

連邦憲法で定められた宣誓の言葉は「I do solemnly swear that I will faithfully execute the office of President of the United States, and will to the best of my ability, preserve, protect, and defend the Constitution of the United States.(アメリカ合衆国の大統領という職務を忠実に執行し、できる限り最大の努力をして、合衆国憲法を維持し、保護し、守ることを誓います」

(gooニュース 加藤祐子)


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