『OPEN THE NEW YEAR GATE 2020』東京・後楽園ホール大会が15日、行われ、B×Bハルク&KAZMA SAKAMOTOがR・E・Dの乱入や反則を駆使してオープン・ザ・ツインゲート統一タッグ王座を奪取。敗れたYAMATOがKAIとともに対ハルク&Eitaに向けて決起すると、吉野正人はWRESTLE-1の近藤修司投入を宣言。2・7後楽園で3WAYタッグ戦が行われることが決定的となった。

 昨年の12・18後楽園で、R・E・Dの新メンバーとして乱入を繰り返していた赤覆面の正体がハルクだと判明。YAMATOとのコンビは空中分解し、保持していたツインゲート王座も返上となった。DRAGON GATEマットは闘龍門世代、DRAGON GATE世代、R・E・Dの三軍闘争に突入し、各軍からタッグチームが出場して、新王者決定トーナメントが開催に。ハルクはKAZMAと、YAMATOはBen-Kと組んでエントリーし、ともに決勝まで勝ち上がって、袂を分かった元王者が雌雄を決する形となった。

 序盤から両軍のセコンドが加わって大乱闘。荒れた展開が続く。混戦に乗じてR・E・DはYAMATOをローンバトルに追い詰めた。引かないYAMATOは全知全能のフランケンシュタイナーで逆転勝利を狙ったが、R・E・Dのセコンドに付いたH・Y・Oがレフェリーを暴行してカウントを妨害。レフェリー不在の状況となると、両軍総出でリングに雪崩れ込み、試合は再び大混乱に。

 混戦の最中で、YAMATOはKAZMAにギャラリアを敢行したがレフェリーは場外で延びたまま。代わりに八木隆行本部長がリングに滑り込んでカウントを数え上げたものの、KAZMAはギリギリで肩を上げた。ならばとYAMATO組はハルク狙いに切り換えたが、Ben-Kの串刺しスピアーは避けられ鉄柱に自爆。YAMATOは孤立してしまう。大技攻勢に転じたハルクはKAZMAとともにサンドイッチトラースキック、ハーフパッケージドライバー&トラースキックと合体技を連発。最後はファーストフラッシュで元パートナーを仕留めた。

 セコンドを巧みに介入させたハルク&KAZMAがツインゲート王座を無法奪取。ベルトを手にして、挑発気味に「サプラ〜イズ」と連呼したハルクに襲いかかったのが、元TRIBE VANGUARDの同門で裏切りに怒りを募らせていたKAIだ。3カウント奪われたYAMATOも思いは同じ。「ハルク、納得いかねえよ。俺とKAIでやらせろ! やらせろ! やらせろ!」と詰め寄って対戦を要求。執拗なアピールに業を煮やしたハルクは「やってやろうぜ! テメエ、恥かくぞ。お前の恥が俺からのサプライズだ! 恥かかせてやろうぜ、Eita。ぶっ潰すぞ!」とEitaとともに迎撃姿勢を取った。

 さらに、第3試合後にR・E・Dに襲撃された吉野正人もリングに登場。首の負傷で2020年での引退を発表したスピードスターにハルクは容赦なく「とっと引退しろ!」と罵声を浴びせるが、吉野は「俺にはな、残された時間が限られてるんや。このままやられっぱなしで帰れるわけないやろうが! みんなも最後の日までスピードスターの吉野正人が見たいやろ! 俺は最後の日まで、お前らR・E・DとDRAGON GATE世代とやったるからな!」と一歩も引かない。それどころか「来月の後楽園にある選手を1人呼んでたんや。ちょうどええわ。来月後楽園で、お前らがやるって言うんだったら、そこに俺も入って、そのパートナーも呼んでやろうやないか。来月、俺のパートナーは…近藤修司や!」と近藤投入を宣言した。

 Eitaは「なんで近藤修司なんだよ? 吉野、関係ねえヤツ呼ぶんじゃねえよ」とクレームをつけるが、吉野は「関係なくないよな? 近藤修司はれっきとした闘龍門世代やないか!」と聞き入れず。「吉野&近藤vsYAMATO&KAIvsハルク&Eita」を提示し、2・7後楽園での対戦が決定的となった。

 「俺らが闘龍門世代の意地見せたるから」(吉野)、「吉野、来月お前だけはぶっ潰してやる」(Eita)、「必ず僕らDRAGON GATE世代がやり返してみせます」(YAMATO)とそれぞれの気持ちは爆発寸前。加熱する一方の三軍抗争は2・8後楽園でさらに激化することになりそうだ。