『OPEN THE NEW YEAR GATE 2020』東京・後楽園ホール大会が15日、行われ、オープン・ザ・ドリームゲート王者の土井成樹が自ら次期挑戦者を募集。すると、Kzyが名乗りを挙げ、待望の初防衛戦が2・7後楽園で行われると決定した。

 土井は昨年の12・15博多でBen-Kを破り、約10年ぶりにドリームゲート王座を戴冠した。ベルト奪取から1ヵ月が過ぎても、次なる挑戦者が浮上しない状態が続いていたが、王者に死角はなし。今大会でも6人タッグでR・E・Dと激突したが、Eitaと清水の誤爆を何度も誘うなどベテランらしいインサイドワークを駆使して極悪集団を翻ろうした。試合を決めたのも土井だ。Kagetoraが延髄斬り、水面蹴り、ビンタと連続攻撃を清水に浴びせたところで、ドンピシャのタイミングでバカタレスライディングキックを一閃。快勝となる3カウントが数え上げられた。

 試合後、「R・E・Dのマスコット清水から勝ったぞ。お前ら勝つ時は乱入か反則で、負ける時は清水かH・Y・Oのどっちかやな。さっきの試合、H・Y・Oが負けたな。おい、清水、今年は“そっち路線”に行くんか? R・E・Dのお笑い担当やな、お前は」と舌鋒鋭く清水を斬り捨てた土井は、挑戦者候補が見当たらないことに自ら言及。「12月にドリームゲートのタイトルを獲って以来、何の音沙汰もないな。チャンピオンをほったらかしかい! おい、後楽園のみんな。そろそろ俺のタイトル戦を見たくないか? 見たいよな? 俺もやりたくでウズウズしてるんや。誰でもええよ。名乗り出てこいや」と吠えた。

 それに呼応したのがKzyだ。「ドリームゲートの対戦相手を探してるんだろ? だったら、さっそくこの俺が挑戦表明させてもらおうじゃねえか!」とタイトル挑戦をぶち上げた。図らずもKzyは2年連続で2月にドリームゲート王座に挑戦してきた。2018年は望月成晃に、2019年はPACに挑むも敗戦を喫している。「どうやらこの時期はよ、俺には縁があるみてえだよ。ここ2回ともこの時期に俺はドリームゲートに挑戦している。そして、またこのタイミングで、土井ちゃん、あんたは対戦相手を探していると? 3度目の正直だ。次こそそのドリームゲートのベルト、俺のものにして見せるからな」と至宝初戴冠を誓った。

 昨年2月の後楽園でKzyにピンフォールを奪われているだけに、土井に断る理由はない。待ちに待った挑戦表明を受けて、「Kzy、待ってたぞ。お前の気持ちは十分伝わった。俺は今年、デビュー20周年イヤーや。この20周年をこのベルトと一緒に過ごすつもりや。この三軍抗争をさらに盛り上げるために、Kzy、相手にとって不足なしや。お前の挑戦受けたろうやんけ」と迎撃を宣言。舞台を2・7後楽園に指定し、タイトル戦が正式決定した。

 また、第5試合の3WAYタッグマッチでも新たなタイトル戦が決まった。ストロングマシーン・Jがトライアングルゲート王者のH・Y・Oに魔神風車固めでピンフォール勝ち。王者からの直接勝利を盾に、奥田啓介&ヨースケ・サンタマリアとのトリオでタイトル挑戦を要求したのだ。しかし、Jが魔神風車固めを決めたのと同時に、割り込んでH・Y・Oを押さえ込んでいた斎藤了もドラゴン・キッド&新井健一郎の3人で挑戦をアピール。最終的にドリームゲート戦と同じく2・7後楽園で、トライアングル王者の吉田隆司&H・Y・O&ディアマンテが両チームを3WAY戦で迎え撃つことになった。