『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2020』東京・後楽園ホール(2020年1月16日)
スペシャルタッグマッチ ○バルバロ・カベルナリオ&ウルティモ・ゲレーロvs小島聡&カリスティコ×

 小島がCMLL世界ヘビー級王座獲りに向けて、闘志むき出しで王者・ゲレーロと火花。タイトル戦を前に、「俺のプロレスを全部見せる」と熱い気持ちを吐露した。

 新日本ではタイトル戦線から遠ざかっている小島が『FANTASTICA MANIA』の舞台でチャンスを掴んだ。1・19後楽園でCMLL世界ヘビー級王者のゲレーロに挑むことが決まったのだ。ベルトを奪取して引退を発表した中西学と初防衛戦を行う青写真を描く小島はこの日、前哨戦となったタッグマッチでゲレーロと激突した。

 捲土重来のまたとない好機を前に燃える小島は、序盤からゲレーロと胸板への張り手合戦やショルダータックル合戦で真っ向から競り合う。2対1の場面を作られて守勢を強いられるが、パートナーのカリスティコの手を借りて反攻。2人揃ってトペに行くと見せかけて、後転フェイントを披露すると、この時も両手で印を結んで闘志を漂わせた。

 アクセル全開となった小島は相手チームをマシンガン逆水平でメッタ打ちに。ゲレーロもブロンコバスターで抵抗するが、小島はDDTやコジコジカッターで前に出る。しかし、王者もコーナーに陣取って手招きして小島を挑発した上で、雪崩式フェイスバスターでキッチリとお返しした。

 それでも下がらない小島は終盤戦で珍しくプランチャを披露。ベルト獲りへの覚悟を垣間見せる。試合は1・19後楽園でNWA世界ヒストリックミドル級王座の防衛戦を行うカリスティコが挑戦者のカベルナリオのカベルナリアに沈んで敗戦に終わったものの、試合後も小島はゲレーロが掲げるベルトを指差して、執念を燃やした。

 バックステージで小島は、あえてスペイン語で「俺は生きている。俺は強い」と宣言。「俺のプロレスを全部見せてやる! 明日、そしてタイトルマッチ、そしてまた次の日、チャンピオンになった俺はCMLLのチャンピオンとして多分メキシコ遠征に行くだろう。そして、向こうで防衛戦をやってやる。何でもいいぞ。この俺を舐めるな。キャリア28年、キャリア29年目。舐めんじゃねえぞ、コノヤロー」と闘志むき出して言い放った。小島は同世代のゲレーロを打ち破り、日本とメキシコを股にかけて暴れ回る構えだ。