『2020 EXCITE SERIES』開幕戦 東京・後楽園ホール(2020年2月11日)
アジアタッグ選手権試合 ○岩本煌史&ジェイク・リーvs大森隆男&ブラックめんそーれ×

 ジェイク&岩本がアジアタッグ王座V4。ワイルドめんそーれの奮闘を認め、「価値ある防衛」を強調した二人は「そろそろ俺たちが今まで言ってきた海外の選手、アジアの選手、これをちょっと具現化していこうかなと思ってます」と宣言した。

 アジアタッグ王者として2020年を迎えたジェイク&岩本は1・10名古屋大会で崔&大門寺崇を退け、3度目の防衛に成功。試合後、ワイルドめんそーれが挑戦を表明した。当初は拒んでいた岩本だが、1・19春日部大会でめんそーれに直接ピンフォールを奪われ、迎撃を宣言した。

 ワイルドめんそーれはこれが1年1ヵ月ぶり3度目のアジアタッグ挑戦。最古のベルト獲りに執念を燃やす二人の奮闘がタイトルマッチにふさわしい熱戦を生んだ。めんそーれがトペスイシーダで先制し、序盤から中盤にかけて王者組の猛攻に捕まりながらも、自力で打開。相棒に応えようと大森がフロントハイキック、ニールキックの連続攻撃で巻き返した。

 終盤には大森がアックスギロチンドライバー、めんそーれがスネークスパイクの連続攻撃を岩本に敢行して勝機をつかんだ。ラリアット、大外刈りで反撃されてもめんそーれは丸め込みを連発して岩本を3カウント寸前に追い込み、大森もアックスボンバーでジェイクを撃退する好フォローをみせた。が、めんそーれが勝負をかけたトグロ巻きは岩本が決めさせず。トラースキックを連発するめんそーれが突っ込んだところを絶妙のタイミングで孤高の芸術をさく裂。めんそーれの粘りを断ち切った。

 苦戦を強いられながらもジェイク&岩本がアジアタッグ4度目の防衛に成功した。「散々、約1ヵ月ぐらいバカにし続けてきたけど、なんだあれは? メチャクチャしぶといな、マジで。なんだあれは?」とめんそーれの執念に度肝を抜かれた岩本は「マジで危なかった、本当に。このアジアに対する思い、並々ならぬ思いっていうのを本当にブラックめんそーれからメチャクチャ感じた」と評価。だからこそ「本当にメチャクチャ価値のある防衛だよ、今日は」と強調した。

 アジアタッグ王者として盤石化しつつあるジェイク&岩本が見据える今後の防衛ロードはすでに決まっている。ジェイクは「そろそろ俺たちが今まで言ってきた海外の選手、アジアの選手、これをちょっと具現化していこうかなと思ってます」と宣言。タイトル名にふさわしい挑戦者チームを迎え撃ち、最古のベルトの価値をさらに高めるつもりだ。

【試合後のジェイク&岩本】
▼岩本「散々、約1ヵ月ぐらいバカにし続けてきたけど、なんだあれは? メチャクチャしぶといな、マジで。なんだあれは?」

▼ジェイク「ちょっと危なかったね。いや、ちょっとじゃない」

▼岩本「いや、マジで危なかった、本当に。このアジアに対する思い、並々ならぬ思いっていうのを本当にブラックめんそーれからメチャクチャ感じたし。ちょっとでも、ちょっとでもね、弱気になったら、本当に一瞬で飲み込まれるところだった。いや、本当にメチャクチャ価値のある防衛だよ、今日は」

▼ジェイク「それを支え続けた大森さん。アックスボンバー、まだクラクラするよ」

▼岩本「アシストが絶妙だった。まあでも、うちのパートナーもアシスト絶妙だったからね。助けられた」

▼ジェイク「いやいやいやいや、とんでもない。これで4度目」

▼岩本「V4」

▼ジェイク「そろそろ俺たちが今まで言ってきた海外の選手、アジアの選手、これをちょっと具現化していこうかなと思ってます」

▼岩本「まあ、今日ね、同じヘビーとジュニアという組み合わせ。しかも、最後はジュニア対ジュニア。俺とブラックめんそーれの戦い。ジュニアで、所属だけで凄い戦い、お客さんが楽しんでくれるような戦いできるんですよ。所属の層が薄いとか、そんな言葉聞くけど、だったら見に来い。凄えぞ、ブラックめんそーれマジで。マジで気を抜いたらやられるし、今日は真面目だったとか、いつも命懸けて真剣に戦ってんだよ。まず見に来い。俺らの本気を見に来い。それだけっすね。よし、またV5に向けて」

▼ジェイク「OK」

▼岩本「OK。やっていこう」

【試合後の大森&めんそーれ】
▼めんそーれ「大森さん、すいません…。また、また届かなかった。クソ。だけど、このまま絶対に終わらない。俺も大森さんも、もっともっと進化して、必ずまた戻ってきましょうよ」

▼大森「諦めねえ、諦めねえ」

▼めんそーれ「すいません…」

▼大森「今日のめんそーれ、あともう一歩だったよ。これは俺がパートナーだからひいき目に言うわけでも何でもなくて、来ているお客さんが間違いなくめんそーれは一皮剥けたと思ってる」

▼めんそーれ「でも、大森さん。俺はまだまだ二皮も三皮も剥けてみせます。必ずまた進化して、お互い進化して、この場に戻ってきましょう。ありがとうございました」

※めんそーれが去っていくと

――ワイルドめんそーれはこれで終わりじゃない?

▼大森「それは見ているお客さんがワイルドめんそーれに期待してくれるんであれば、俺らはいつでも。俺らはやっぱり最終的には勝ったか負けたで競わなきゃいけないんだよ。試合内容が、ということは見ている人が決めることで、あくまでも勝ち負けに関して、俺らはそこを目指していかなきゃいけない。ベルトを今日獲れなかったということは、これは現実のことだから。やっぱそれなりのことを真剣に考えなきゃいけないよ。諦めてはないけどね。アジアのことを軽く見てない」

――中西選手が今日最後の参戦となったが、思うところはある?

▼大森「ありますよ、当然。中西さんは年上だけど、同じ時代を戦ってきた人だし。もうだいぶ前からですよ。ZERO1の時からですからね、中西さんとの歴史も。試合もいっぱいやりましたしね。タッグもいっぱい組んだし。やっぱり思うところは当然、俺もあります。だから、今日はアジアタッグを自分は戦うけど、気持ちは中西さんと一緒に俺も戦ってます」