『全日本プロレス中継2020〜全日本プロレスから世界へ届けたい想い〜』
○芦野祥太郎&児玉裕輔vs大森隆男&大森北斗×

 元WRESTLE-1の芦野が全日本初参戦で完勝。「デカくて、強くて、バケモノみてぇなレスラーと試合がしてぇんだよ」との訴えにジェイクが名乗りを上げ、両者の対決が決定的となった。芦野のパートナー「X」として参戦した児玉はジュニア戦線参入を見据え、次戦の相手に岡田を指名した。

 無観客試合となった4・6新木場大会に来場し、全日本参戦を意思表示した芦野がこの日、ついに初参戦の時を迎えた。「仲間を連れてくるかもしれない」との予告通り、Enfants Terribles(アンファンテリブル)の盟友で、W-1タッグ王者にも君臨した児玉と組んで初陣に臨んだ。

 相手は大森&北斗。試合はアンファンの独壇場といえる内容となった。果敢にエルボーを連発する北斗を芦野がエルボースマッシュで返り討ちにし、児玉は華麗なドロップキックをさく裂。さらに芦野がサイドスープレックス、ジャイアントスイングとパワー殺法を連発し、マフラーホールドで絞め上げた。

 終盤には北斗がミサイルキック、ジャーマンで芦野を攻め立てたが、芦野が上空ホイップ式、スライディング式とエルボースマッシュを連発して鎮圧。カットに飛び込んだ大森をジャーマンで撃退すると、児玉のホイップを受けた芦野のジャーマンが流れるように決まり、最後は芦野がアンクルロックで絞め上げて北斗をギブアップさせた。

 芦野&児玉が全日本での初戦を完勝で飾った。試合後、芦野は「この全日本プロレスに参戦する理由はひとつ。デカくて、強くて、バケモノみてぇなレスラーと試合がしてぇんだよ」と強調。「デカくてイキのいいヤツは全日本プロレスにいねぇのか?」と迫ると、そこに現れたのはジェイク。「はぐれWRESTLE-1軍団かな? やってやるよ。来いよ」と迎撃を宣言すると、芦野も呼応し、「イキがよくて面白いヤツが来たな。次の試合、ジェイク・リーと試合を組め」と要求した。

 三冠ベルトを最大の目標に定めている芦野にとって、挑戦経験もあるジェイクは願ってもない相手。「あいつはやっぱり意識してんだろうな。俺たち同年代を意識してんだよ、あいつも強く。あいつもそんなに外敵とやったことねぇだろ? 俺もねぇよ。何が生まれるかもわからない。それが一番楽しみだろ?」と新たな刺激に燃えつつ、「デカくてよ、ビッグ・チェスト、ビッグ・アームの、ビッグ・ショルダー、ビッグ・レッグのバケモノ、こっちにもいるんだよ。そのはぐれモンスターを連れてくる」と新たな仲間の投入も予告した。

 一方、児玉は「逆に僕はイキのいいジュニアを堪能したい」と希望し、次戦の相手に岡田を指名した。「ずっとじっくりじっくり楽しみたいので、全日本というリングを。誰か下の子から楽しませてもらおうと思って」とのスタンスを強調したように、児玉はたっぷり時間をかけて全日ジュニアの頂点へとたどり着くつもりだ。

【試合後の芦野&児玉】
▼芦野「全日本プロレス初戦、圧倒的に勝ちましたよ。でもよ、相手が大森北斗? まぁ、大森隆男は確かにデカくて強ぇかもしれないけど、ちょっと勢い足りねぇんだよな。もっと勢いが強ぇジェイク・リー。あいつ、出てきたな。あいつはやっぱり意識してんだろうな。俺たち同年代を意識してんだよ、あいつも強く。あいつもそんなに外敵とやったことねぇだろ? 俺もねぇよ。何が生まれるかもわからない。それが一番楽しみだろ? で、次の試合。なんだっけ、はぐれWRESTLE-1とか言ってたな、あいつ」

▼児玉「はぐれWRESTLE-1?」

▼芦野「はぐれWRESTLE-1じゃねぇぞ。言っておくけどな、WRESTLE-1の中心は俺たちEnfants Terriblesだったんだよ。わかる? 俺たちが本丸だ。あとの人間がはぐれてんだよ。俺たちが中心だったんだよ。はぐれWRESTLE-1なんてな、口が裂けても二度と言わせねぇからな。俺たちEnfants Terribles、次に連れてくるはぐれた仲間は…」

▼児玉「おぉ。はぐれてんじゃん、結局。はぐれてねぇヤツね」

▼芦野「はぐれてないヤツを連れてくるよ。どう猛なヤツがいるから、まだ」

▼児玉「どう猛なヤツいる、確かに」

▼芦野「デカくてよ、ビッグ・チェスト、ビッグ・アームの、ビッグ・ショルダー、ビッグ・レッグのバケモノ、こっちにもいるんだよ。そのはぐれモンスターを連れてくるから。次の試合、ジェイク・リー、楽しみにしとけよ。全日本プロレスファン、俺とジェイク・リーの戦い楽しみにしとけ。裕輔は何かあります?」

▼児玉「児玉です。よろしくお願いします。まぁね、アッシーがデカいヤツとやるって言ってるから、逆に僕はイキのいいジュニアを堪能したいんですけど…。僕ね、ずっとじっくりじっくり楽しみたいので、全日本というリングを。誰か下の子から楽しませてもらおうと思って。誰かいますかね? 岡田君とかっているよね?」

▼芦野「岡田君いるな」

▼児玉「岡田君。次は岡田君に僕の相手してもらおうかな。じっくり全日本のリングを堪能させてもらうということで、よろしくお願いします」