無観客による『DDT TV SHOW! #1』が2日、DDT TV SHOWスタジオで行われ、メインイベントで樋口和貞が遠藤哲哉を破ってKO-D無差別級王座挑戦剣を奪取。坂口征夫との同門対決を描きつつ同王座獲りを宣言した。

 所属するユニット「イラプション」の同志でKO-D王座次期挑戦者・坂口征夫から挑戦剣を奪うよう指令を受けた樋口がこの日、剣保持者の遠藤に挑んだ。遠藤の関節技、空中殺法に手を焼いた樋口だったが、シューティングスタープレスを自爆させると、後頭部へのラリアット、ぶちかましとたたみかけて逆転。最後はカナダ式背骨折りから、轟天を豪快に決めて24分を超える激闘を制した。

 挑戦剣を奪取した樋口は「遠藤、やっぱ強いな。でも、結果はオレが剣を持ってる。ごちゃごちゃ言わないで、この事実を受け止めろ。刀は今オレにある。KO-Dに挑戦できる。願ったりかなったりだ」とアピール。バックステージでは「プロレスラー、プロレス団体は苦しい状況だけど、オレたちはプロレスを見せることしかできない。集中力を切らさずにやった結果がこれ」と胸を張った。

 現KO-D王者はZERO1の田中将斗。日時は未確定ながら次期挑戦者は坂口だ。挑戦剣行使の舞台となる予定だった6・7さいたまスーパーアリーナ大会は開催見合わせとなったものの、もちろん挑戦権は有効のまま。KO-D王座獲りに王手をかけた樋口は「イラプションとして征夫さんがKO-Dを獲って、さいたまSAはなくなったけど、オレが挑戦して、(勝って)上がっていきたい」とイラプション対決を描きつつ頂点獲りを見据えた。

 一方、挑戦剣を失った遠藤だが、「あんなのオレには必要ない」とキッパリ。王者・田中には昨年12・28後楽園での「D王 GRAND PRIX 2020」優勝戦で敗れており、「強いヤツがチャンピオン。オレが絶対田中からKO-Dを獲り返す」と雪辱と至宝ベルト奪還を誓っていた。

※写真、情報提供:DDTプロレスリング