『“NOAH Stay Together"SHOWDOWN 〜SUGIURAGUN vs KONGO〜』ノア特設アリーナ(2020年5月3日配信※TVマッチ)
○桜庭和志vs稲村愛輝×

 桜庭がプロレスマットで“最新柔術技"を繰り出して、金剛の若き巨象・稲村を料理。グレート・ムタとの異次元遭遇も決まり「反則やられたらやり返そうかな」とほのめかした。

 杉浦軍として反骨集団『金剛』とのシングル6番勝負に出場。キャリア2年足らずの稲村との対決に臨んだが、関節技に一切付き合わず、徹底して体格差とパワーで勝負されて苦戦を強いられた。スリーパーで絡みついても、コーナーに背中から叩きつけられて苦悶。串刺しボディアタックやオクラホマスタンピートの重爆ラッシュも浴びて押し込まれた。

 だが、稲村必殺のスプラッシュマウンテンを何とか切り抜けるや、続くぶちかましはガード。逆に相手の片足に自分の足を外側から引っかけてコントロールする柔術のデラヒーバポジションから、流れるようにフットロック(アキレス腱固め)で絞め上げ、鮮やかな一本勝ちをおさめた。

 プロレスマットで“最新柔術技"を繰り出して快勝。「普通のアキレスとかヒザ十字は分かると思うけど、デラヒーバあたりは分かんないんじゃないかな?と思って」と語った桜庭だが、稲村がキャリア2年足らずであることを知ると、「え!? そんななんですか!? マジ……?」と驚がくした。「コーナーに背中から叩きつけられたのが一番効きましたね。コーナーの作りが新日本とちょっと違うじゃないですか。(※新日本はコーナーポスト、ノアはターンバックル) 小さいところの出っ張りが背中に当たってめっちゃ痛かったです…」と“らしい"ボヤキっぷりで腰をさすった。

 5・10配信のTVマッチ(ABEMA)では、DRAGON GATEの望月成晃と組んで、グレート・ムタ&魔流不死(まるふじ)組と対決する。注目の異次元対決となるが、桜庭は「ムタが結構反則やってくると思うんで。僕もやられたらやり返そうかな…」と“目には目"すら示唆。一方で「こっちに引き込むこともありそうだし」とも続け、観る側の想像力をかき立てる「“魔界"vsIQレスラー」の世界観勝負は、予測不能な香りをさらに強めた。


【試合後の桜庭】
――稲村と闘ってみて?

▼桜庭「デカかった…。上半身取ってもダメかなと思って足狙ったんですけどね」

――まだキャリア2年経ってないが…

▼桜庭「え!? そんななんですか!? マジ……? デカい…。コーナー(に飛ばされて)結構キツかったっす…」

――桜庭さんの一員としての対抗戦だったが?

▼桜庭「ハイ、軍団としては白星つけられたんで良かったですけど、もうちょっと同じくらい(の体重)にしてくんないかな…って(笑) だって簡単に担ぎ上げられちゃうし…」

――軍団への愛着もだいぶ湧いてきた?

▼桜庭「そうですね。新日本の時にちょっと(軍団と共闘していたこと)ありましたけど、昔一緒に練習もしていた仲間でもあるんで。杉浦さんとか藤田(和之)だったり。やっぱり、やりやすいというか」

――イリミネーション戦がもう1試合あるが?

▼桜庭「ちょっと相手選んで、大きい相手の時は僕は出ないです(笑)」

――ムタ&魔流不死組と闘うことも決まった

▼桜庭「それはまぁ…ムタが結構反則やってくると思うんで。僕もやられたらやり返そうかな…ってカンジはありますけど」

――あえて向こうの世界観に踏み込むこともあり得る?

▼桜庭「もしかしたら、ハイ。こっちに引き込むこともありそうだし」

――今日のフィニッシュはヒールホールド? アキレス腱固め?

▼桜庭「いや、あれは(柔術の)デラヒーバフットロック。QUINTETでクレイグ・ジョーンズがやってたヤツ。普通のアキレスとかヒザ十字は分かると思うけど、デラヒーバあたりは分かんないんじゃないかな?と思って。デラヒーバ・フットロックだと、もしかしたら“騙される"んじゃないかなというのは頭にありました。初めから出しても良かったけど、初めは体力あるんで、ゴロゴロっと逃げられちゃうかな…っていうのもあったんで。ただ、腰いてえ…! コーナーに背中から叩きつけられたのが一番効きましたね。コーナーの作りが新日本とちょっと違うじゃないですか。(※新日本はコーナーポスト、ノアはターンバックル) 小さいところの出っ張りが背中に当たってめっちゃ痛かったです…。スリーパーやってたところを後ろに下がられてドーン!って…。面じゃなくて点で当たってドカーン!来て。あれはまた…気をつけないと。新日本やUインターの時はコーナーがポストだったんで当てられても何とかなったんですけど、そこにあの体重でドーン!ですから、かなりキツかったです…」