5冠王・諏訪魔が6日、無観客TVマッチでの三冠戦を月に一回行いたい意向を示し、「何としてもお客さんの前でやりたい」と興行再開後に盟友・石川修司との“究極の5冠戦"実現をさせることを誓った。

 三冠ヘビー級&世界タッグの5冠王に君臨する諏訪魔。5月5日放送のTVマッチでは、石川との暴走大巨人で世界タッグ史上初となる無観客試合におけるタイトルマッチを行った。26分59秒の激闘の末、宮原健斗&ヨシタツのヨシケンを返り討ちにし、2度目の防衛に成功。「TVマッチ面白ぇし、しびれるな」と新たな刺激を得ることができた。

 新型コロナの影響によって興行自粛期間が続く中、政府からの非常事態宣言も5月31日まで期間延長となり、再開の見通しすら立たないのが現状。全日本では無観客ながらTVマッチの形でファンに全日本のプロレスを提供しているが、その中で5冠王・諏訪魔に課せられた役目は大きい。「本当に会場に見に行きたいと思ってるだろうね。それができないってつらいことだからストレス凄ぇたまってるんじゃないかな」とファンの心情を察した諏訪魔は、「ちょっと長いトンネルになるだろうけど、いつかゴールがあるよ」とコロナ収束の時が訪れることを信じている。だからこそ、「ここで5冠王としてみんなを安心させる、全日本プロレス元気に頑張ってるじゃん、そういう姿勢を体張って示していきたい」と責任感たっぷりに誓った。

 その「長いトンネル」の中でどんな戦いを繰り広げていくか、すでに諏訪魔の脳裏には描かれている。「TVマッチが定期的に開催されるというのがみえてきたんでね。当然5冠王者なんで、どんどんベルト戦線を活性化させていきたい」と意気込む諏訪魔は、世界タッグ初の無観客開催を突破したばかりとあって、「タイトルマッチというものを無観客でもやれたし、成立したと思うんでね。やっぱ次は三冠戦だよね」と見据え、「月一回のペースでやりたいよね。毎月、三冠戦やりますよ」と宣言。無観客でもこれまでと変わらぬペースで至宝ベルトをかけた戦いを繰り広げていく覚悟を決めた。

 ただ、一つだけ譲れないものがある。それは盟友・石川との“究極の5冠戦"だ。二人で世界タッグを保持した状態で三冠ベルトを争うもので、大目標に掲げながら、いまだ実現できていない。二人にとって宿願の大一番だけに、諏訪魔は「それは無観客じゃなく、何としてもお客さんの前でやりたい」と興行再開後の実現を宣言。そのためにも「興行が再開できる時まで三冠も世界タッグも守り続けるしかない」と誓った。

 「ファンに変な不安を与えたくない」。5冠王として責任感を燃やす諏訪魔は、ファンの前で石川と暴走大巨人対決を実現させる時が訪れると信じて、TVマッチで三冠と世界タッグの防衛戦を行い続けながらコロナ収束の時を待つ。

【諏訪魔インタビュー】
――コロナ禍の中、5冠王に君臨している今、諏訪魔選手の役割も大きくなりそうだが?

▼諏訪魔「そうだね。みんなどうなっちゃうんだろう全日本プロレスは?って思ってるだろうし、それどころか世の中がどうなっちゃうんだろう?って感じだからね。ここで5冠王としてみんなを安心させる、全日本プロレス元気に頑張ってるじゃん、そういう姿勢を体張って示していきたいなと思いますよ」

――ファンを安心させると?

▼諏訪魔「そうだね。本当に会場に見に行きたいと思ってるだろうね。それができないってつらいことだからストレス凄ぇたまってるんじゃないかな。画面の向こうにはお客さんがいるわけだから、そこに向けた発信を必死にやってますよ」

――興行が再開できる時がくるのを信じて頑張るしかないと?

▼諏訪魔「そりゃそうだよ。いつかきますからね、その時は。ちょっと長いトンネルになるだろうけど、いつかゴールがあるよ」

――その長いトンネルの中でどんな戦いをみせていく?

▼諏訪魔「この間の世界タッグ、タイトルマッチというものを無観客でもやれたし、成立したと思うんでね。やっぱ次は三冠戦だよね。TVマッチが定期的に開催されるというのがみえてきたんでね。当然5冠王者なんで、どんどんベルト戦線を活性化させていきたいね。三冠戦もついに初じゃないかな。TVマッチ、無観客でやるのはね。そこに向けてチャンピオンだけど、挑戦していきたいなと思いますね」

――未体験の領域に挑戦すると?

▼諏訪魔「そうだね。初めてだからね。世界タッグの時も普段のタイトルマッチとは違う緊張感があったし。今だからこそ俺がチャンピオンとしてやらなきゃいけないわけだからさ。ここで俺が負けたらよけいにどうなっちゃうんだろう?って思うかもしれないしね。ファンに変な不安を与えたくないね」

――無観客でも凄い三冠戦をやって、早く生で見たいというファンの気持ちを揺さぶると?

▼諏訪魔「体がどこまでもつかわからないけどさ、必死な姿を見てもらえるように頑張りますよ。正直、この間のフルタイムもそうだし、今回の世界タッグもそうだし、試合数は少ないんだけど、ダメージは蓄積してきますよ。でも、このぐらいのペースだったら回復すると思うんでね。月一回のペースでやりたいよね。毎月、三冠戦やりますよ。その中で究極の5冠戦というのもうたってるわけで、俺にとっても石川選手にとっても夢だからね。それは無観客じゃなく、何としてもお客さんの前でやりたい気持ちがあるよ。そのためにも5冠王でい続けると。興行が再開できる時まで三冠も世界タッグも守り続けるしかないよね」