DDT UNIVERSEで『DDT TV SHOW! #2』が9日、放送され、メインイベントで田中将斗が坂口征夫をTKOで下し、KO-D無差別級王座V3に成功。樋口和貞の挑戦表明を受けて立つ構えをみせ、「次のさいたまSAまでベルト守る」との誓いを立てた。

 3・20後楽園で田中が竹下幸之介を下し、2度目の防衛に成功後、挑戦を表明したのが坂口。両者のタイトルマッチは4・12後楽園、4・12TVマッチと2度の中止となったものの三度目の正直でこの日ようやく実現した。

 試合は坂口の奇襲で開戦。エルボー、キックの連打を浴びせ、三角絞めで絞め上げるなど、得意の打撃と関節技で攻め立てた。田中は坂口の右足にマトを絞って反撃するものの、なかなかペースを握れず。ド迫力のエルボー合戦から、坂口が胴締めスリーパーで勝負を決めにいった。

 なんとか脱出した田中はエルボー連打で反撃し、スライディングDを決めたが、坂口はカウント1で意地のクリア。ならばと田中はスリーパーを阻止し、ラリアット、ローリング・エルボーを立て続けに叩き込む。馬乗りになってエルボー連打を浴びせると、スライディングDをぶち込んだ。坂口は無意識で返したものの、ダメージが大きくダウンしたまま。これ以上の続行は危険と判断したレフェリーが試合を止めた。

 激闘の末に坂口をTKOで破った田中がKO-D王座3度目の防衛に成功。試合後、6・7さいたまスーパーアリーナ大会での挑戦剣を持つ樋口が現れ、視殺戦を展開した。さいたまSA大会は開催見合わせとなったものの、挑戦剣の権利はそのまま有効。田中は「次はアイツが来るんか? 誰が来るとか関係ない。さいたまSAはできへんかった。次いつやるのか知らんけど、ベルトを守ったら、そこのメインに上がれる。相手は誰でもいい。次のさいたまSAまで、オレがベルトを持ってる!」と迎撃を宣言し、その先にあるビッグマッチを見据えた。

 バックステージで「一つ一つの技が重いし、自分にないものをもってる。チョーク(スリーパー)決められたときは一瞬ヤバいと思った」と坂口戦を振り返った田中。さいたまSA大会が開催見合わせとなったことが闘争心に火がつけたようで「さいたまSAのメインに立つのは簡単な目標じゃない。こういう形でできないのは悔しい。いつかさいたまSAのリングに戻ってくると思うんで。2周、3周して守り通したら、そこにいく。難しいかもしれないけど。どえらいのがくるかもしれないし、順番で来るかもしれんけど、守り通す」とキッパリ。ベルトを死守し続けていく覚悟を示した。

 一方、敗れた坂口は4年5ヵ月ぶり2度目の戴冠ならず。樋口とのイラプション対決によるKO-D王座戦も消滅し、「倒れてないと思ったけど、ダメでした。DDT、イラプション、お客さんのみんな、すみませんでした。あとは樋口、オマエに託す」と肩を落とした。後を託された樋口は「イラプションとして、(目標を)果たせなかった。(坂口の)敵討つのは自分。挑戦して田中を倒す。やってやります」と宣言。すると前回2日放送のTVマッチで樋口に敗れた遠藤哲哉が現れ、「絶対獲り返してやる」と挑戦剣奪回をアピールした。

※写真、情報提供:DDTプロレスリング