新宿FACE大会『DDT TV SHOW! #8』が27日、行われ、上野勇希&吉村直巳のノーチラスが遠藤哲哉&島谷常寛を退け、KO-Dタッグ王座5度目の防衛に成功。王者・遠藤からピンフォールを奪った上野が7・23後楽園大会でのKO-D無差別級王座再挑戦を決めた。

 上野は6月13日配信大会で「いつでもどこでも挑戦権」を行使してKO-D王座に初挑戦したが、遠藤に返り討ちにされた。その代償として、遠藤&島谷組のタッグ王座挑戦を受けた。この日もノーチラスの連係が冴え渡ったが、この一戦に向けて合同トレを敢行した遠藤&島谷のチームワークも上々。試合は一進一退の攻防が続き、15分過ぎに遠藤が旋回式トーチャーラックボムからシューティングスター・プレスで勝負に出たが、これは上野が剣山でカット。すかさず上野がハーフネルソンスープレックスを見舞い、吉村もラリアットを叩き込んで遠藤を攻め込むと、合体技の大阪ストラッドもさく裂。さらに上野がフロッグスプラッシュでたたみかけると、新兵器のWRを繰り出して遠藤から堂々の3カウントを奪取した。

 ノーチラスがKO-Dタッグ王座5度目の防衛を果たした。KO-D王者から直接勝利を奪った上野は「勝ちました! ボクは遠藤さんに『いつでもどこでも挑戦権』使って挑戦しました。ボクは負けました。そしたら、これ(KO-Dタッグ)の挑戦が決まりました。遠藤さん! 今日ボクは吉村君のおかげもあって、直接遠藤さんに勝ちました。これは、そのベルト(KO-D無差別)に挑戦してもいいんじゃないですかね?」とアピール。しばし沈黙した遠藤だったが、「受けてやるよ。テメエ、恥かくことになるぞ」と受諾した。

 これで7・23後楽園大会でのKO-D王座戦が決定した。連続挑戦となる上野は「これから1ヵ月気合を入れて本気で獲りにいきたいと思います」と宣言。「直近でも負けてますし、自分が勝てるという手応えというより、遠藤さんを確認していくというのが毎日だったんですけど、これからはより今日の自信を持って手応えをつかみにいきたいです」と今度こその戴冠へ向けて上昇気流に乗る構えをみせた。

 対する遠藤は「今日の負けを受け入れる。これがチャンピオンだ。次、上野が挑戦表明してきたけど、リング上でも言った通り、恥をかくことだ。後悔させてやるよ」と通告。「オレは前にベルト巻いてたときに言ったんだけど、タイトル戦で主人公は挑戦者だと思ってる。アイツを生かす試合をしてやるよ。『いつどこ』使って挑戦したことあれど、こういう形での挑戦は初めて。何をもっているか? オレはいつもと変わらない」と王者らしい横綱相撲による返り討ちを予告した。