シミやクマ、くすみなど、年齢肌のお悩みをカバーするには、ベースメイクが肝心です。シニア専門美容室・えがお美容室が監修したムック本『50歳からのベストコスメ&ヘアケアアイテム』から、ベースメイクの基本と美容のプロ・おすすめコスメを紹介します。
ワントーン明るいツヤ肌で、見た目マイナス5歳を実現!
肌の影や色ムラをなくして均一に整え、ナチュラルなツヤを出すのが、若々しいベースメイクの秘訣です。
「年齢肌はくすんで不健康に見えがちなので、ピンクの下地でトーンアップを。ファンデーションで整えたら、コンシーラーでシミをカバー&チークで血色感をプラスすると、イキイキした若見え肌をつくれます」(えがお美容室・鈴木さん)
50代からのベースメイクの基本は、以下の5ステップです。
※本記事は『50歳からのベストコスメ&ヘアケアアイテム』(扶桑社)より一部抜粋して構成しています。コスメの価格は発行時(2021年11月時点)のもので、すべて税込表記です。
ベースメイクのステップ1:下地
影が出る眉下、目尻、目頭下、鼻横、口角に下地を点置きし、外側に向かって薄づきにグラデーションになるイメージでなじませます。
ベースメイクのステップ2:ファンデーション
ファンデーションはおでこ、頬、鼻上、顎に5点置きして下地と同じように内側から外側へ広げ、全体に伸ばしたら、両手で包み込むようして密着させます!
ベースメイクのステップ3:コンシーラー
気になる目周りのシミやニキビ跡にピンポイントでコンシーラーをチョンチョンとのせ、指でトントンと優しく叩き込みます。
ベースメイクのステップ4:練りチーク
練りチークを仕込みます。頬の高い位置に3点ずつ置き、横長の楕円になるように指でトントン叩き込んでなじませて。
ベースメイクのステップ5:フェイスパウダー
パフによく揉み込んで余分な粉を落とし、眉、小鼻まわりをおさえます。余ったパウダーは顔全体にのせて密着させます。
【プラスアルファ】ハイライトを足せば立体ツヤ肌に
フェイスパウダーの前にハイライトを足すと、立体感をアップできます。ハイライトを入れる位置は、目の横のCゾーン、おでこ〜鼻筋のTゾーン、顎先です。
▼ハイライトのおすすめアイテムはコレ!
50代からの下地はツヤと血色感をUPするピンクベースに
これら5つのステップの中でも、ベースメイクの基本となる「下地」選びが大切です。「くすみを払って、顔の土台を明るくツヤ出しするのが下地の役割!」と、えがお美容室・鈴木さん。
「50代女性は顔全体のくすみを気にされる方が多いです。年齢を重ねた肌に色味のない下地を使うと、血色感が足りないため、顔色が悪く見えることがあります。そこで、ふっくらとした柔らかい印象になるピンクベースを使って、血色感をプラスしつつトーンアップするのが鉄則。マットではなく上品なツヤが出るタイプを選びましょう」
鈴木さんが実際に使って、本当にいいと思った商品を、デパコス・ドラッグストア・通販のカテゴリ別に教えてもらいました。
デパコス:ランコム「UV エクスペール トーン アップ ローズ」
日本女性の理想的なスキントーンを研究して誕生した、シルキーな“美人ピンク”。
- 肌の内側からあふれ出るような明るい輝きとピンクのヴェールで黄ぐすみを解決
- 紫外線、粉塵、汚れた空気。肌年齢を加速させる生活ストレスからガードしてくれる!
ドラッグストア:エスプリーク「エクラ 明るさ持続 美容液下地 EX」
ハリ・ツヤ・明るさをすべて引き上げてみずみずしい肌に整える下地。
- 伸縮性のある「美容液マスクゲル」を新配合して、肌の凹凸をフラットに
- 柔らかく肌にフィット。毛穴も色ムラもボカしてなめらかな肌に!
通販:パラビオ「ACメイクアップベース」
メイクしながらエイジングケアを可能にした独自の保湿成分で肌を乾燥から死守!
- 乳酸菌由来の保湿成分がしっとり浸透して肌になじむ!
- 日中のお肌を乾燥から守る美容液のような使い心地
その他の50代からの下地おすすめアイテムもチェック!
ラ ロッシュ ポゼ「UVイデア XL プロテクショントーンアップ」
敏感肌でも使いやすいUV下地で、くすまず明るいヘルシートーンに。
- 肌なじみのいいテクスチャーで透明感とツヤをプラス
- 全方向に光を反射・散乱させて薄づきでもワントーン明るく!
エレガンス「モデリング カラーアップ ベース」
よりお悩みに特化した、カラーコントロール下地を使い分けたいならこれ!
- A:PK100 血色感をプラス
- B:OR200 クマ、シミ、そばかすをカバー
- C:GR400 赤み、ニキビをカバー
- D:LV600 透明感を出してくすみをカバー
- E:BE902 ツヤを出してくすみをカバー