女性であれば誰もが経験するといわれている更年期。年齢が上がっていくにつれ、どのような症状があるのか不安になりますよね。

更年期が始まる前に症状や対策を知っておけば、更年期を迎えたときに戸惑うことが少なくなり、上手に付き合えることでしょう。これから更年期を迎える方はぜひ参考にしてください。

更年期の主な症状は?

更年期の症状は重い方もいれば軽い方もいます。実際はどのような症状があるのでしょうか。主な症状を紹介します。

ホットフラッシュや動悸

血管運動神経系の症状としてあげられるのが、ホットフラッシュや動悸、発汗などです。ホットフラッシュとは突然体が熱くなる症状で、顔のほてりから始まり、頭や上半身にまで広がり、大汗をかくことも。顔だけという人もいますが、女性の6割程度が経験する典型的な更年期症状として知られています。

動悸は激しい運動をしたわけではないのに胸がどきどきしたり、夜寝ているときに急にどきどきしたりすることもあります。

肩こりや腰痛

運動器の症状として肩こりや腰痛、関節痛などがあげられます。肩だけでなく首から背中にかけて傷んだりだるくなったりする人が多いようです。

女性は肩や腰周りの筋肉が男性よりも弱いため症状が出やすく、特に更年期以降は老化の影響もあって、肩こりなどが増加するといわれています。

イライラや不眠

精神神経系の症状として知られているのが、イライラや不眠、情緒不安定などでしょう。以前は気にしなかったことにイライラしてしまったり、ささいなことに怒ったり、突然の焦燥感にかられたり。感情のコントロールが難しくなる女性が多いようです。

更年期は女性ホルモンに関係?

年齢を重ねると女性ホルモンが減少すると耳にしますが、更年期とどのような関係があるのでしょうか。

卵巣の衰えによる自律神経の乱れ

加齢とともに卵巣が衰え、卵子のもとである卵胞の減少や卵巣の機能が低下し、女性ホルモンの分泌が減少します。

女性ホルモンの分泌は脳でコントロールされているのですが、卵巣機能の低下によって脳がうまくコントロールできなくなってしまうのです。そのため自律神経の働きが乱れ、更年期の症状を引き起こします。

月経不順は更年期のサイン

卵子のもとである卵胞の数が減少すると、月経周期は短くなります。また、月経の日数が短くなったり、月経量が増えたり減ったりするなどの月経不順が出ることも。これらの症状が出始めたら、更年期の始まるサインと捉えてもいいでしょう。

更年期の症状を軽減させる対策は?

多くの女性が「更年期のつらい症状を少しでも軽減したい」と思っているでしょう。更年期症状は卵巣の衰えから女性ホルモンが低下したことで引き起こされるため、ホルモンを補充することで症状を軽減することができます。

ホルモン補充には、飲み薬や貼り薬、塗り薬などがありますので、自分に合ったものを医師と相談して選択しましょう。

更年期の症状によっては、漢方薬や向精神薬を処方してもらうことを検討してもいいかもしれません。また、栄養バランスのとれた食事やウォーキングなどの有酸素運動は、更年期の症状軽減に有効ですので試してみてください。

更年期が心配な人はセルフチェックしてみよう

自分の症状が更年期に当てはまるのかどうかの判断は難しいものです。そんな方には、医療機関や製薬会社がHPに掲載しているセルフチェックをおすすめします。

更年期は女性の誰もが経験するものです。ひとりで悩まず、まずはセルフチェックをしてみましょう。やはり更年期症状だと判明したら、医師に相談したり、日常生活を改善したりしてうまく更年期を乗り越えていきましょう。