妊娠後期の臨月にさしかかってから、むくみがひどくなったと感じませんか?むくみが痛くなったり、しびれを感じたり、不安になるかもしれません。

そこで今回は、臨月のむくみやすさの原因と痛いむくみやしびれの解消方法を紹介します。

臨月のむくみやすさの原因とは?

臨月になると、むくみやすくなるのはなぜでしょうか?むくみやすさの理由を解説します。

おなかが大きくなり血管を圧迫してしまう

臨月になると、おなかがさらにせり出してきます。おなかが大きくなった分、子宮も大きくなるため、血管を圧迫するのです。そのため、足と心臓の血液の循環を妨げてしまい、足のむくみが起きやすくなってしまいます。

「妊娠高血圧症候群」が原因の可能性も

むくみの症状と一緒に高血圧の症状がある場合には、「妊娠高血圧症候群」が原因でむくみがひどくなっている可能性もあります。

妊娠高血圧症候群は、以前は「妊娠中毒症」と呼ばれていたもので、重篤化すると母体も胎児も命にかかわるような病気です。症状がある場合には、担当医に早めに相談しましょう。

臨月の手足のしびれは病気?

臨月になると、手足がしびれる場合があります。ただ、臨月の手足のしびれは病気ではないことが多いので、不安な方は症状を確認しておきましょう。

手のしびれは「手根管症候群」の症状

手のひらのしびれは「手根管症候群」であることが多く、症状は親指から薬指にかけてのしびれや痛みです。原因は、手首の付け根の神経が圧迫されることなので、安静にしておくことが重要です。

また、腕や足のしびれは、むくみによって神経が圧迫されることが原因の可能性が高いため、マッサージをすることで改善する場合もあります。

手足のしびれは産後には治ることもある

妊娠による手足のしびれは、産後に治ったという人が多いようです。

手根管症候群の症状も出産後には改善することもあるため、しびれや痛みがひどい場合には早めに医師に相談して、サポーターや湿布薬などを処方してもらいましょう。

臨月でもできる「痛いむくみの解消方法」

臨月では特に、おなかの赤ちゃんに気をつけながら、むくみを解消することが必須です。臨月でもできるむくみ解消方法を紹介します。

むくみにくい食事や飲み物を摂取する

食事や飲み物を、意識的にむくみにくいものにしてみましょう。臨月になると特別な運動をするのは危険なので、代謝が上がるような食事や飲み物を摂取することがおすすめです。

塩分を控えて、出汁の味を活かした料理を作ったり、むくみの原因となるナトリウムを排出するカリウムを意識的に摂取したりしましょう。

飲み物は、温かい飲み物を摂取するようにして、カフェインは控えめにします。妊娠中でも飲むことができるハーブティーなら、リラックス効果も期待できるでしょう。

ただし、ハーブティーの中には、妊婦が飲んではいけない種類もありますので、必ず確認してから取り入れてください。

「足枕」で足を高く上げて寝る

就寝時や、少し横になるとき、足に枕をして足の位置を高めにすると、血液の循環が促進されてむくみが改善します。足枕をするときには、足首だけに負担がかからないように、膝から下を支えることのできる足枕を作りましょう。

軽いストレッチや手をマッサージする

座ってできるような軽めのストレッチも効果的です。腕を上げたり下げたり、伸ばすようなストレッチや、手を握ったり開いたりするだけでも効果があります。

また、手のひらや指のマッサージをするだけでも血流がよくなるので、無理のない範囲で試してみましょう。

臨月の痛いむくみは上手に解消しよう

臨月の痛いむくみは、工夫次第で少しずつ楽にできます。むくみ以外に高血圧があったり、むくみやしびれの痛みがひどくなったりした場合は、早めに担当医に相談することも大切です。

生まれてくる赤ちゃんのためにも、ママ自身に優しくしてあげてくださいね。