設営がとっても簡単なポップアップテントですが、「本当に泊まれるの?」と思われる方も少なくないはず。今回、耐水圧3000mmで雨もOK/ダブルウォール構造(=インナーテントがある)で結露しにくいというAyamaya(アヤマヤ)のポップアップテントで、冬キャンプ初心者の私が、実際に最低気温マイナス5℃の環境でテント泊に挑戦してみました!「寒さは大丈夫なのか?!」「結露はどうなのか?!」→ 結果をレポートします!

Ayamaya(アヤマヤ)ポップアップテントとは?!耐水圧3000mm、4−6人サイズの大型サイズ、ダブルウォール構造のすごいテントです!

Ayamaya(アヤマヤ)というメーカーの名前は耳慣れないかもしれませんが、2020年に日本に上陸した『泊まれるポップアップテント』を販売しているブランド。

『泊まれるポップアップテント』といえば、最近は、デカトロン(DECATHOLON)などの大手メーカーも手がけていて、「テントの設営の手間を省きたい〜!」というビギナーキャンパーを中心に、人気が高まってきています。

実際に、Ayamaya(アヤマヤ)のポップアップテントをハピキャン編集部でお借りして、早速「設営方法」・「室内の広さ」などの基本スペックを確認してみました。

★ ayamayaポップアップテント 基本情報 ★

サイズ:
[収納時]約88×3cm(直径×厚さ)
[テント時]約380×260×130cm(幅×奥行き×高さ)

重量:
約5.5kg

耐水圧:
[天井部]3000mm
[グランド部]4000mm

内容物:
テント本体、収納袋、ペグ、ロープ、日本語説明書兼保証書

価格:
2万4900円

●基本スペック①:収納時のサイズ → 予想以上に直径がでかいっ!!!でも圧倒的に体積は小さい!

まずは、収納時のサイズ感です。

商品情報では「直径が約88センチ」となっていましたが、実際に商品が届くまで、正直いまいちイメージがつきません。

「ポップアップテント」と聞いて、ピクニックや夏のプールなどで使っている簡易ポップアップテント(≒サンシェード)のサイズ感をイメージしていたので、商品が届いて、ちょっとびっくり!!

予想以上に大きいです!!!(汗)

私が持っている、簡易ポップアップテントと比較すると↓こんな感じで、ふた回り以上は大きいです。

「車にどうやって積み込もうか・・・」と不安がありましたが、私の車には、なんとかギリギリ納めることができました!

もしかしたら、車種によっては積み込むのに苦労するかもしれませんが、厚みは3センチ。直径のでかさにビビってしまいましたが、一般的なテントの体積に比べると圧倒的に省スペースで運べます!!

冬場は衣類や寝具、暖房器具など、何かとキャンプの荷物が増えますので、テントの体積がこんなに圧縮できるのは、とても素晴らしいと思います。

●基本スペック②:設営方法 → 圧倒的に楽です!!ポップアップ、神!

設営方法は、本当に簡単で、純粋に広げるだけ。

折り畳んだ後にゴムの紐で束ねられているので、ケースから取り出した時に、フレームが「バーン」と弾けることもなく、スムーズに設営できました。

商品紹介では、「放り投げるだけで設営完了」とありましたが、実際には、放り投げただけでは完了せず、折りたたまれているところを持ち上げる必要はあります。

が、、それでもやはり、ガイロープのペグダウンを含めても、「設営は革命的に楽!!!」と言って良いでしょう〜!!5〜10分程度で完了しちゃいます♪

この簡単さ・・・病みつきになりそうです。

しまう時は、一般的なポップアップテントを折りたたみを2回繰り返すような感じになりまして、最初は、「え?2回目の折りたたみ、どうやるの???」とオロオロしそうになりますが、説明書をよく読んでやれば大丈夫です!

▼設営方法&撤収方法は、こちらの動画で詳細が紹介されています!

●基本スペック③:室内の広さ → ファミリーキャンプにも充分な広さです!

中に入ってみると、「すっごく広い〜!!!」と感じました。

商品仕様では「4〜6人用」となっていますが、4〜5人家族なら、かなりゆったりと眠れると思います。

2人で使う場合は、テント内に、ベッドゾーンとリビングゾーンが作れます!(天井が低いのでお座敷スタイルのリビング、、ですね)

●基本スペック④:ダブルウォール構造 →本当に吊り下げ式インナーテント!

続いて、私が最も気になっていた「ダブルウォール構造」を確認します。

設営時に、「インナーテントをつける」という作業は全く不要!

折りたたまれていたものを広げただけなのに、ちゃんと吊り下げ式のインナーテントになっていて、確かに「ダブルウォール構造」ですね!(すごい〜!!!)

インナーテントは取り外すこともできるようになっているので、外側のシェルと別々に干すこともできそうです。

ただし!インナーテントには、外側のシェルの開口部と同じ位置の部位がメッシュになっているので、夏は外型のシェルの開口部を閉じても風通しが良さそうでGoodだと思う反面、冬はインナーテント内が寒くなるのではないか?という不安も感じます…。

電源コードなどを引き込めるファスナー式の窓が、複数箇所に付いているのはありがたいです!

●基本スペック⑤:スカート →無し

外側のシェル部分には、「スカート」がありませんでした。

インナーテントの一番奥の部分を見ると、↓こんな感じ。

テントの下から、風が吹き込みやすい感じに見えます。

基本スペックを確認してみた感想・・・夏は問題なさそうだけど冬は大丈夫なのか?!

ダブルウォール構造はとてもすごいし、温暖な気候であれば気持ち良く快適に過ごせそうだなと思う反面、冬キャンプにはちょっと辛いのかな・・という不安を感じました。

●心配ポイント① 「スカート無し&メッシュインナーで寒くないのか?!」

スカートがなく、インナーテントがメッシュで外気が入りたい放題だとすると、テント内を暖房器具で暖めたとしても、すぐに冷めてしまうのではないか??という不安です。

●心配ポイント② 「このダブルウォール、テント内の結露は大丈夫か?」

実は私、以前にシングルウォールのワンタッチテントを使っていたのですが、季節によってはテント内が水たまり状態になるほどの凄まじい結露が発生して大変なことになった経験があります。

その時に一緒にキャンプに行った友達のテントはダブルウォール構造で、インナーテント内は結露ゼロだったので、「ダブルウォールは本当に結露に強いんだ!!」というイメージがあるのですが、Ayamaya(アヤマヤ)のテントは、インナーがメッシュで外気をシャットアウトできない構造になっているので…結露、、、大丈夫か???という不安です。

「春〜秋の3シーズン使えればOK!」かもしれませんが、「荷物が増える冬キャンプでこそポップアップを使いたい!」と思った私は、別の日に、実際に冬キャンプに行って検証してきました!

【検証します】Ayamaya(アヤマヤ)ポップアップテントで実際にマイナス5℃の環境で冬キャンプをしてみました!!

ということで、実際にやってみました!

●実証実験の環境

・検証場所: 関東都内近郊の冬でも割と温かいエリア

・この日の風: 風速1〜2mでほとんど風のない日でした

・この日の最低気温: 夜中の最低気温はマイナス5℃(寒波が来てた〜っ)

天気予報では、最低気温は1℃なはずだったのですが、実際にはマイナス5℃まで下がりました。冬キャンプ検証としては、申し分ない「寒さ」だったと思います!!

実は私、これが初めての冬キャンプだったので、寒さに対してはできる限りの対策を行いました。

●対策その①:寝床は念入りにレイヤリングで防寒対策(冬キャンプの基本)

事前にたくさん調べて、「寝床の底冷え対策」として、アルミシートやインナーマットなどを使って複数層にレイヤリングすることで、防寒対策になる!と学び、このような対策を行いました。

最下層:ポップアップテント自体

2層め:アルミシート

3層め:テントのインナーマット

4層め:インフレータブルマット

まずは、最初にこの旅に向けて新たに購入した防災用にも使えるアルミシートを敷き詰めました!

アルミシートの上に、所有しているロゴスのテントでいつも使っているインナーマットを。

このロゴスの「テントぴったり防水マット」は、表面は手入れしやすいポリエステル生地で、中面は地面からの冷気を遮る発泡ポリウレタン、裏面のPVCシートという3層構造になっていて、冷気も湿気もシャットアウトしてくれる大変素晴らしいインナーマットです。

そして、最後はsnow peak(スノーピーク) のインフレータブルマット「キャンピングマット」。

このsnow peak(スノーピーク) のインフレータブルマットは、他のメーカーのマットよりもサイズが大きくて、3つで大人2人+子ども2人の4人が、悠々と寝ることができるサイズ感です。

これを3つ敷き詰めることができるインナーテントは、やはりすごく広いと思います!

(※私が持っている定員5名のワンタッチテントには、どう頑張ってもこのマットは2つしか入らなかったので、やはりAyamayaは広い!)

かなりお値段のはるインフレータブルマットではありますが、寝心地は本当に素晴らしいので、自宅のリビングやテラスでも、よく「お家キャンプ」として使っていますし、親戚や友達が泊まるとき&私が泊まりに行く時にも重宝しております〜。

●対策その②:AC電源で対応可能な暖房器具2種(電気毛布、セラミックファンヒーター)をセット

続いて、室内の暖房グッズでの対策です。

まず、寝袋は、念のための念のためで、モンベルのダウンファミリーバッグ#1(ファミリーバッグシリーズの中では最も寒冷に耐える商品)の中に、KingCamp(キングキャンプ)の極限温度-18℃の化繊シェラフを2重に重ねました。

ちなみに、我が家には幼児がいるため、モンベルのダウンファミリーバッグは#1と#3を連結、KingCamp(キングキャンプ)の方も同じものを2つ連結して大きな正方形状にして使っております。(連結して使うと、単体で使うよりも寒いはず)

さらに、2つのシェラフの間にSugiyamaの電気敷き毛布を挟んでおります!!

さらに、テント内で、山善のセラミックファンヒーター1200wを設置。

このファンヒーターは、実は、冬場に自宅の脱衣場で使っているやつなんです。

急に決めた「私の冬キャンプデビュー戦」だったため、BYOD(自分で持ってるやつを活用してね)で持っていきました。

AC電源があるサイトであれば、こうした「家でいつも使ってる暖房器具」が活用できるケースもありそうですね!!

また、電気式のヒーターであれば、燃焼系の暖房器具と違って、一酸化炭素中毒の心配はありません。私のような冬キャンプ初心者でも、安心して使えるのではないでしょうか。

【結果】驚きのっ!!外気温差、12℃!!!!(テント内、めっちゃ暖かかったです)

この日は、暖かいエリアだったにも関わらず、寒波の影響で外の気温はぐんぐん下がります。風はありませんでしたが、日没からは震え上がるような寒さでした。

●検証ポイント①:テント内の寒さはどうだったか

まず、外気温です。

この日は、家で使っている温度計の表示がちょっとバグってくるほどの寒さで、外の最低気温は「-4.7℃」(≒マイナス5℃)に!!!

外気温はそんな感じですが、果たしてテントの中はどれくらい冷えているのか?!

な、、、、な、なんと〜!!!!

大人2人+子ども2人が寝袋に入って1時間半経過後の温度は、驚きの「8.8℃」でした〜!

外の湿度は20%台ですが、テント内の湿度は63%と、湿度的にも全く問題なく、至って快適でした。

むしろ、暑いくらいです!!

電気毛布の電源はすぐに切り、ダブルに重ねていた寝袋は1枚剥ぎ、さらに暑がりの子どもたちは「寝袋の上」で就寝されていました。(笑)

明け方は、テント内の気温は4℃くらいまで下がっていたので、子どもたちもいつの間にか寝袋の中に戻っていましたが、みんな朝までぐっすりで、寒い思いは全くせずに一晩を過ごすことができました。

ちなみに、寝袋に入ってすぐに切った電気毛布の電源は、その後、朝まで入れる必要はなかったので、電気毛布はなくても大丈夫だったかもしれません。

朝、外に出ると、全てのものが霜に包まれる「極寒の世界」でした。やっぱ、かなり冷え込んだんだなぁ〜。。。

●検証ポイント②:結露はどうだったか?

続きまして、結露問題の検証です!!

結論から申し上げますと、壁面&天井は全く結露無し!!!です。(驚きっ!!)

私たちのテントの隣に張っていた「サバティカルのトンネル型テント(インナーテントあり)」の内部は、結露でビッショビショだったそうです。

外気温が低く外気の湿度が低い場合、テント内の気密性が高いと結露するということなんですかね・・・?!

Ayamaya(アヤマヤ)のポップアップテントは、適度に換気されることで、結露が発生しなかったのかもしれません。(冬キャンプ向きと言えるのかも?!)

撤収の際に隅々まで確認したところ、下記の写真のように、端っこの部分に若干の水滴が見つかりましたが、極限定的な範囲でした。

【まとめ】荷物が増えがちな冬キャンプに、ポップアップテントは「◉かなり良い」!!初心者の方へ、ぜひポップアップテントで冬キャンプデビューをオススメしたい!

寒さが不安でなかなか踏み出せなかった「冬キャンプ」でしたが、Ayamaya(アヤマヤ)のポップアップテントの検証に背中を押してもらったおかげで踏み出すことができました!(笑)

●冬キャンプの不安① 「荷物の量」(車に積める?)→ポップアップテントなら解決!

冬キャンプへの心理的障壁は「寒さ」もありますが、私が冬キャンプに一歩踏み出せなかった最大の理由は、荷物が車に積みきれないのではないか?という不安でした。

寒さ対策で、寝袋や毛布などもがさばるし、いつも持っていかない暖房器具も必要になりますものね。

私がいつも使っているテントは、LOGOS(ロゴス)の2ルームテント([コチラ])なのですが、このテントだけで、結構ガツンとくる体積になるんですよね・・・。2ルームテントは、どうしてもある程度は大きくなってしまうと思います。

今回、このAyamaya(アヤマヤ)のテントを見て、「テントの体積がこれくらいで済むなら、暖房器具や毛布は、問題なく積めそう!」と自信が湧きました。

実際に、うちの車には大量の寝袋なども含め、今回の冬キャンプグッズ一式は、難なく積み込めました!(※もちろん車種によると思いますが)

ポップアップテントは、(冬キャンプの荷物量) × (車の積載量)を解決してくれるテントだと再認識です。

●冬キャンプの不安② 薪ストーブや石油ストーブがないと寒いんじゃない?→ポップアップテントは天井高が低い分、ファンヒーターで簡単に温まる

「冬キャンプはストーブなどの本格的な暖房器具がないと、テントの中が寒くて耐えられなそう…。」

という思い込みが私の中にもありましたが、Ayamaya(アヤマヤ)のテントの中に初めて入ってみたとき、、

「奥行きや幅はとても広いけど、天井高は私が持っているLOGOSの2ルームテントよりもだいぶ低いなぁ。ん?これはもしや・・・室内空間としては、2ルームテントよりも、むしろ温まりやすいのか?!」

という仮説が浮かびました。

そして、今回の検証実験では、その仮説が正しかったと証明されましたね!!(祝)セラミックファンヒーターだけでも、本当にテントの中は暖かくて快適でした。

●Ayamaya(アヤマヤ)ポップアップテント×冬キャンプは、薪ストーブや石油ストーブを持っていない初心者キャンパーに、とってもオススメ!

冬キャンプは、寒いからこそ焚き火の暖かさが身にしみて、とても幸せな時間を過ごすことができ流ので、「むしろキャンプは冬だ!!」と思うほど気に入りました♪ 上級キャンパーのみなさんが、冬キャンプを愛する理由が少し分かった気がいたします。

寒さや荷物量の不安があっても、このAyamaya(アヤマヤ)のポップアップテントなら、気軽に冬キャンプデビューにチャレンジできると、私も自信を持ってオススメします!!

ぜひ、温暖なエリアの電源付きサイトで、皆さんも冬キャンプに踏み出してみませんか?!

●冬キャンプ・デビューを検討中の方にはこちらの記事もオススメ