キャンプ初心者におすすめしたい、コールマンの「エクスカーションクーラー」をレビュー!価格よし、使い勝手よし、見た目よしの三拍子揃ったクーラーボックスです。サイズ感や保冷力など、筆者が実際に使用してみた感想を交えて紹介します。
キャンプにおすすめのクーラーボックス! コールマン「エクスカーションクーラー」
アウトドアブランド、コールマンから発売されているクーラーボックス「エクスカーションクーラー」。
ハンドル付きで持ち運びやすく、シンプルな構造でお手入れも簡単です。
製造工程で発生する炭素排出量を軽減させる素材(サーモオゾン™ インサレーション)を使用していることで、環境にも配慮されたクーラーボックスとなっています。
サイズ展開は2種類。
【サイズ展開】
-
16QT
容量約15L・保冷力1日・デイレジャー向き -
30QT
容量約28L・保冷力2日・キャンプ向き
▼16QT(容量約15L)
▼30QT(容量約28L)
基本のカラーは赤と青ですが、限定カラーなどもあるので、後程ご紹介します!
コールマンのクーラーボックス「エクスカーションクーラー30QT」レビュー サイズ感や保冷力など
2つのサイズ展開がある「エクスカーションクーラー」ですが、筆者が愛用しているのは30QTという大きさのもの。
実際に使用してみて感じたことをレビューします!
ちなみにQTとはアメリカの単位で、1QTは約1L(もう少し詳しくすると約0.95L)。つまり30QTはおよそ28Lの容量のクーラーボックスということになります。
【エクスカーションクーラー30QT】
- 本体サイズ:約46×33×40(h)cm
- 容量:約28L
- 重量:約2.7kg
- 材質:ポリエチレン、ポリプロピレン、発泡ウレタン
- 保冷力:2日
●2Lペットボトルが8本入るサイズ感が◎
カタログによると、コールマン「エクスカーションクーラー30QT」には1.5Lまたは2Lペットボトルが8本入るとのこと。
実際に2Lペットボトルを入れてみました。
これだけ入れて結構ギチギチなのかと思いきや、上部にはまだスペースがあります。
2Lペットボトルは高さ約31cm、庫内の高さは約33cmなので、この隙間に保冷剤を入れると考えるとちょうど良いですね。
実際は蓋上部も少し凹んでいるので、もう少し余裕がある感じです。
しかし実際のところ、ペットボトル8本持っていくことはそうそうないと思うので...
自宅にあったキャンプ(っぽい)食材を入れてみることに。
内容はこちら
- 2Lペットボトル 2本
- ワインボトル 1本
- 缶チューハイ 5本
- 醤油ミニボトル 1本
- バター 1箱
- ベーコン 1パック
- ミニトマト 1パック
- もやし 1袋
- 肉500g 1パック
- 肉200g 1パック
- 魚(2切り身) 1パック
- 小さいタッパー 1個
これをクーラーボックスに入れてみると...
ここに1kgサイズの保冷剤も2個入れても、まだ余裕があります。
●保冷力も十分で一泊二日キャンプもバッチリ!
ちなみに保冷力は「32℃程度までの温度下ならば約2日程度氷が保たれる」とのこと。
※参照:[コールマン公式サイト(US版)]
筆者は1kg保冷剤+凍らせた2Lペットボトル1本を保冷剤として自宅から入れてキャンプへ出かけています。
気温や置き場所にもよりますが、秋〜春の一泊キャンプでは、出発から帰宅するまで氷が残っていることもしばしば。
1日経っても(正確には朝出発し翌日夕方の帰宅頃までなので、1日半ぐらい経っても)保冷剤が凍ったままのこともあるので、2日ほどであれば冷たさを保てる印象です。
一泊二日のキャンプなら、十分な保冷力ですね!
●シンプルな構造で掃除も楽チン&カラーも可愛い!
「エクスカーションクーラー」は、シンプルなデザインも特徴的です。
筆者が購入したのはオリーブカラー。STOMP SERIES(自然に溶け込むカラーで統一されたシリーズ)として発売されたデザインです。
記事公開時点では、品切れ&入荷待ちのようです。
全体がワントーンで構成され、落ち着いた深緑色がおしゃれだったのが購入の決め手です。
これは他のカラーにも言えることですが、「エクスカーションクーラー」はブランドロゴも控えめに凹で表現されていて、キャンプに溶け込むシンプルなデザインです。
現在はAmazon限定で、爽やかなスカイブルーカラーも購入できるようです。
こちらもポップな印象で可愛いですね〜!
表面は掃除が簡単な「イージークリーントップ」加工がされており、誤ってジュースやタレなどをこぼしても簡単に拭き取ることができます。
筆者のおすすめポイントは、蓋部分に金具などが使用されていないところ。
蓋部分に、金具やパーツをカチッとはめるタイプのものも多く販売されていますが、凸凹部分に汚れがたまったり、金具が外れてフタが閉まらなくなってしまったり、色々問題が起こりやすい部分でもあります。
その点、エクスカーションクーラーは超シンプル!グッと押してはめるだけ!
最初は「いや、これ大丈夫?しっかり閉まるの?」と筆者は不安でしたが、密閉性も高く保冷力もしっかり持続して驚きでした!
押し込んで閉めるので、「開けるときに力が必要」との口コミもありますが、筆者はそれほど気になりません。
ちなみに握力は右手19、左手17レベルです。
●テーブルとしても使えるデザインで一石二鳥♪
蓋の上にはカップホルダーが付いているので、サイドテーブルとしても使用できます。
ただし正直なところ、カップホルダーには、そこまでのホールド力はないです。
そのため風の強い日には、カラの状態のプラスチックの使い捨てカップなどは飛んでいっちゃいます(笑)。
そして少し残念なのが、マグカップやステンレスカップなど、アルミ缶より大きいサイズのものは上手くはまらないこと。
しかし、アルミ缶などはぴったりハマりますし、結構便利に使っています。
「荷物はあまり増やしたくないけどテーブルも欲しい!」という人にも、おすすめのクーラーボックスです。
コールマン「エクスカーションクーラー30QT」はキャンプでこんな使い方をする人におすすめ!
「エクスカーションクーラー」を特におすすめしたいタイプの人を挙げてみました。
●一泊二日のソロや2人キャンプにおすすめ!
筆者と同じく、夫婦キャンパーやソロ〜2,3人程度の少人数でのキャンプが多い人におすすめします。
当日の夜ご飯、翌日の朝ごはん分の食材と飲み物はしっかり入ると思います。
冬場は保冷力もかなり持続すると感じるので、もし食材が食べきれなくて残ってしまっても、保冷剤さえあれば安心して自宅まで帰ってくることができます。
●たくさん入るから車移動の人におすすめ!
前述したように、2Lペットボトルを最大8本も入れると、それなりに重たくなります。
ちなみにクーラーボックスにペットボトル+保冷剤を入れた重さを測ってみると...
なんと総重量約20kgに!
これを歩いて持ち運ぶのはなかなかしんどいですよね。。。
基本キャンプは車で!という方や、相当な力自慢の方(?)だったら気にしなくてもOKですね。
コールマン「エクスカーションクーラー30QT」をおすすめしない人 タイプ別クーラーボックス紹介
筆者はとても便利に使っている「エクスカーションクーラー30QT」ですが、使用に向いていないと思う人の特徴もあげてみました。
●荷物の多いファミリーキャンパーと連泊キャンパーにはちょっと物足りないかも?
筆者は通年2人使用、秋冬は3人までこのクーラーボックスを使用していますが、サイズ感には満足しています。
ですが、料理の品数が増えがちなファミリーでの使用は、30QTでは足りないかもしれません。
そういった方には、同じくコールマンのハードタイプのクーラーボックスでも、もう一段容量の多い「[ポリライト48QT]」があっていると思います。
また、「エクスカーションクーラー30QT」の保冷力は約2日間。
そのため、連泊して途中買い出しも行かない!というタイプのキャンパーには、保冷力が驚きの約5日続くと噂の「[エクストリームクーラー]」シリーズをおすすめします。
●徒歩移動前提のピクニックなどには不向きかも?
持ち手が付いて運びやすいとはいえ、30QTはそれぞれ約高さ40cm、幅46cm、奥行き30cmあるので、食材を入れるとそれなりにずっしりきます。
車移動がメインのキャンプなら問題ないと思いますが、近くの公園でピクニックや、電車に乗っての移動は結構疲れちゃうかも。
伸縮式ハンドルとホイール付きで、徒歩移動に適したクーラーもコールマンから販売されています。
コールマンのクーラーボックス「エクスカーションクーラー」の評判・口コミ
ここからは、コールマン「エクスカーションクーラー」を使っている方の口コミを紹介します!
こちらは16QTと30QTの両方をお使いの方の投稿。
両方持っておいて、使う人数や食材の多さによって使い分けるのも良さそうですよね!
「使い勝手は良いけど保冷力ちょい低め」とのこと。
1泊2日なら「エクスカーションクーラー」で良いけれども、連泊ならもっと保冷力の高い「[エクストリームクーラー]」が良いかもしれませんね!
コールマン「エクスカーションクーラー」の基本の色は赤と青ですが、たまに限定カラーが出るのもポイントですよね!
こちらのアーバンリサーチ別注カラーは現在(記事執筆時点)売り切れていますが、今後もまた素敵なカラーが出るかも…?
コールマン「エクスカーションクーラー30QT」はソロや2〜3人キャンプ用クーラーボックスにおすすめ
筆者も愛用している「エクスカーションクーラー」についてレビューしました。
コールマンのクーラーボックスは、サイズ展開や種類が豊富なため、様々な用途や使用人数によって最適なものを選ぶことができます。
自分のキャンプスタイルに最適なクーラーボックスと出合えると、よりキャンプが快適に、楽しく過ごせますよ。
クーラーボックス選びに迷っている方の参考になれば幸いです!
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