いよいよ登山シーズンに差し掛かってきました。これから本格的に登山を始めようと考えている方も多いのではないでしょうか。初めての登山だからこそ、アクセスがよく登山道も整備されていて、ファミリーでも楽しめる山がいいですよね!今回は、登山歴10年の筆者が比較的登りやすいおすすめの登山スポット3ヶ所をご紹介します。

※新型コロナウイルス感染拡大防止のための注意点

  • なるべく都道府県をまたいだ移動や公共交通機関での移動は控え、お住まいの近隣地域での登山を楽しみましょう。
  • その他、対象地域の指定ルールに従い、こまめな手洗い・消毒・マスクの着用など、感染拡大防止のため細心の注意をお願いいたします。

登山を始めるなら留意しておきたい3つのポイント 準備と計画が当日の良し悪しを決める

これから登山を始めるにあたり、考えたいポイントが3つあります。

  1. アクセスの良さ
  2. 設備が充実しているか
  3. 登ろうとしている山の難易度はどのくらいか

快適な登山は、準備と計画が全てと言っても過言ではありません。事前に行きたい山の情報をWebや登山ガイドなどで集めて、自分の体力や同行者の登山経験なも考慮しておくことが大切です。

出発前にもう一度チェック! 登山に欠かせないアイテムは自分の身体にあったものを

登山を行う上で必ずチェックしたいのが「装備」です。特に下記の装備は必須アイテムとなりますので、しっかりチェックしたいところ。

  • 登山靴
  • ウェア
  • ボトムス
  • バッグパック

余計な体力を使わないように自分の身体にフィットする登山用品を選ぶことが重要になります。今回は、筆者が実際に使っているおすすめ登山用品をご紹介します。

●1.登山の全てを左右する最も大切な「登山靴」

まずは、登山に欠かせないアイテムとして持っておきたいのが「登山靴」です。きちんと整備された登山道も増えてきていますが、天候や季節により足場も不安定になりやすいのも山道を歩く上で気をつけたいポイント。

筆者は、KEEN(キーン)の「ターギー II ミッド」を愛用しています。こちらは、足首をしっかりと支えてくれるミッドカットモデルで長時間の歩行でも疲労の蓄積を軽減してくれます!防水なのも嬉しいポイント。

KEEN(キーン) ターギー II ミッド

●2.「ウェア」は軽さと防水機能で選ぶ

特に持っていたいのが「アウターウェア」です。標高の低い山でも、山頂付近は気温が下がっていることもしばしば。寒さ対策や風よけとしてもも重宝しています!撥水性があり軽量のモデルが多いのもポイントです。

筆者は、ARC'TERYX(アークテリクス)の「スコーミッシュフーディー」を愛用。わずか140gで日帰り登山には必ず着用しています!

ARC'TERYX(アークテリクス) Squamish Hoody Mens

●3.「ボトムス」はストレッチ素材の動きやすいものを選ぶ

登山では特に足腰への負担がかかります。そこで選ぶ際に重視したいのが「動きやすさ」です。ストレッチ素材で軽く、通気性のあるアイテムがあると便利!

筆者はストレッチ性に優れたMILLET(ミレー)の「シャテロンイージーパンツ」を愛用しています。

MILLET(ミレー) シャテロン イージー パンツ

●4.「バッグパック」は収納性がよく身体にフィットしたものを選ぶ

登山用バッグパックを選ぶときに大切なのは、自分の背中によくフィットするかというところ。いくら収納性があっても、フィットしていなければ登山の負担になります。

日帰りの登山であれば、30Lほどのサイズがおすすめです。筆者が使うMountain Hardwear(マウンテンハードウェア)の「Fluid16V.2」は軽量でデザイン性に優れていてお気に入りバッグパックです。

Mountain Hardwear(マウンテンハードウェア)  Fluid16V.2

以上を踏まえて、筆者が実際に登って感じた「アクセス」「設備」「登りやすさ」の3つが揃った、主に関東近郊で首都圏からもアクセスしやすいスポットをご紹介します。

噴煙上がる活火山をリアルに体験! ロープウェイで9合目まで行ける茶臼岳【栃木県】

茶臼岳(ちゃうすだけ)【栃木県那須塩原市】

栃木県北部の那須塩原市に位置する茶臼岳は、日本百名山である那須岳の主峰です。関東を代表する活火山でもあり、噴煙をあげている噴気孔も数カ所で見ることが可能。

標高1915mとミドルクラスでありながら、登山道は広く整備も行き届いており、初心者の方でも比較的容易に登頂することができます。

本格的な火山帯を9合目までロープウェイで登る事ができるのも茶臼岳の魅力です。(キャリーバック使用で、ペット同伴可)

頂上まで大きな岩場が続くので、動きやすい服装で出来れば履きなれた登山靴の着用をオススメします。

●【茶臼岳の見どころ】紅葉シーズンは、まさに絶景!

茶臼岳の見どころは、頂上から見える絶景です。特に10月から始まる紅葉のピークでは、見下ろす姥ヶ平(うばがだいら)の燃えるような赤い木々にうっとり。

頂上では、しばし足を止めて写真を撮っている人も多く見られました。避暑地として人気の那須塩原市に位置する茶臼岳。頂上は真夏でも摂氏25℃を越す事のないため、避暑地としても最適です。麓との温度差は10℃以上も違うこともあるとの事。

夏季シーズンは多くの観光客で賑わうため、車でお越しの方は早朝からの駐車場確保が必須です。

  • アクセス:栃木県那須郡那須町湯本215(那須ロープウェイ駐車場)

車:那須ICから約35分
在来線:JR黒磯駅から路線バスにて約60分
新幹線:JR那須塩原駅から路線バスにて約70分

  • 標高:1915m
  • 設備:ロープウェイ利用可、駐車場にトイレあり
  • 登山適期:5月下旬〜10月下旬

見どころいっぱいでファミリー向け 駅から直行シャトルバスの運行もある筑波山【茨城県】

筑波山【茨城県つくば市】

国内最大級の学術都市である茨城県つくば市に位置する筑波山。標高877mと日本百名山の中では標高が低く、初心者や家族連れでも登りやすい山として多くの登山客で賑わいます。

アクセスの良さも筑波山の魅力。都内からは、「つくばエクスプレス」を利用して、秋葉原からつくば駅まで最速45分の直行便があり、つくば駅・つくばセンターからは直行のシャトルバスも出ています。

山頂には、売店や展望台など初心者や家族連れでも楽しめるや施設が充実しています。ケーブルカーやロープウェイ(キャリーバック使用で、ペット同伴可)もあるので、体力のない方でも無理なく楽しめるのが嬉しいところ。

中級〜上級者にも人気の筑波山は、岩場や急勾配の登山コースもあり、低標高ながらも本格的な登山も楽しめます。

●【筑波山の見どころ】「ガマ石」や「弁慶七戻り」も有名な観光スポット

筑波山は「ガマ石」や「弁慶七戻り」など、多くの奇岩・怪石が点在している事も見どころで、それぞれの由来や言い伝えなどを楽しみながらの登山を楽しめます!お土産店や地場産のグルメなど観光にもおすすめのスポットです。

  • アクセス:茨城県つくば市筑波1(筑波山つつじヶ丘駐車場)

車:土浦北IC、桜川筑西ICから約40分
在来線:JR常磐線・土浦駅から路線バスで約60分
つくばエクスプレス:つくば駅・つくばセンターから直行筑波山シャトルバスで約40分

  • 標  高:877m
  • 設  備:ケーブルカー、ロープウェイ利用可。山頂にトイレ、売店有り。
  • 登山適期:3月中旬〜11月中旬

富士山と本栖湖を一度に楽しめる絶景が魅力 都心から2時間の竜ヶ岳【山梨県】

竜ヶ岳【山梨県南巨摩郡】

標高1,485 mの山梨百名山の一つで「富士山が綺麗に見える山」として有名な竜ヶ岳。特に元日の御来光と富士山山頂が重なる「ダイアモンド富士」をひと目見ようと特にお正月期間は多くの登山客で賑わいます。

●【竜ヶ岳の見どころ】『ゆるキャン△』聖地の本栖湖や富士山がよく見える山として有名

本栖湖は、人気キャンプマンガ「ゆるキャン△」の聖地でもあり、運がいいと富士山が湖面に反射する「逆さ富士」を拝めることも!

登山口のすぐそばに「本栖湖キャンプ場」が有り、キャンプと登山の両方を楽しむこともできるのが、竜ヶ岳のいいところ。竜ヶ岳登山口から約30分ほど急勾配の続く登山道を進み、展望台を抜けると頂上まで富士山の眺望を楽しみながら登ることができます。

  • アクセス:山梨県南都留郡富士河口湖町本栖 (竜ヶ岳登山者用無料駐車場)

車:河口湖ICから約40分
電車・バス:富士急行線・河口湖駅→富士急山梨バス30分→本栖入口。

  • 標  高:1,485m
  • 設  備:登山口にトイレあり
  • 登山適期:4月中旬〜11月下旬

大切なのは「準備と計画」 難易度や周辺設備をチェックして安全に登山を楽しもう

山頂から見える景色や山ご飯の時間、それは何ものにも代えがたい登山の醍醐味。その反面、山は急な悪天候やトラブルとの遭遇など自分が自然と向き合う場所にもなります。

だからこそ、これから登山を始めようとしているなら「アクセスのしやすさ」「設備や周辺施設」「登りやすさ」の3つをチェックしておくことで、より充実に登山を楽しむことができます!今回は、登山歴10年の筆者が初心者の方でも楽しめるおすすめの登山スポット3ヶ所をご紹介しました。ご参考にしていただければ嬉しいです。

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