こんにちは。イタリア在住の[ゆきの]です。今回は、ネバネバ感の美味しい夏野菜オクラについて。我が家では今年初めて栽培に挑戦!そのすくすく育っていく様子はいろいろな発見があり、なかなかおもしろいものです。そこで、オクラの栽培から収穫、保存方法…さらに、茹でない「焼きオクラ」や「パスタに和えて楽しむレシピ」を併せてご紹介します。

夏にすくすく育つオクラは寒さに弱い!柔らかくおいしいのは7cm程度!大きすぎると筋が硬く食せない

おうち時間の長かったこの春は、庭やベランダを有効活用して家庭菜園を楽しむ人も多かったのではないでしょうか。

我が家には庭の一角に菜園スペースがあり、例年になく毎朝お手入れに時間を費やしました。そして今、収穫期を迎えている野菜の一つがオクラ!

東南アジア産もよく流通していることからもわかるように、暑い場所を好む植物です。種を買ったら「15度を下回ると育たない」という注意書きもあり、種まきには温度が大きなポイントとなります。

実際、4月下旬に種をまいたところ発芽はしたものの、夜の冷えのせいか育ちが悪く、小さな葉を2枚つける程度。

順調には見えず、正直あきらめかけていました。が、初夏に入り連日30度を超えるような暑さとなると一変、あっという間に生長。葉っぱは手のひらよりも大きくなり、花が咲き始めたのです。

トロピカルな印象の黄色い綺麗なこの花は、しかしながら、なんと1日ももたない儚い命。花が咲いて落ちたところにオクラの実がすくすくと伸び、4〜5日後に食べ頃となります。根元をハサミで切れば収穫完了!

切ってもどんどん実をつけるため、贅沢にたくさんのオクラを食べられます。収穫の頃合いを逃して大きくなりすぎると実が硬くなり、噛み切れないほどの筋で食せなくなってしまうため、7cm程度で採るのが柔らかくおいしい目安です。

水やりはたっぷりと、日当たりと風通しの良い場所が最適。来夏に挑戦したい方は、栽培キットの使用や苗植えも検討してみてはいかがでしょうか。

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オクラの保存方法は? 乾燥に気をつけるのが重要! 冷蔵庫で1週間ほど…冷凍庫では1ヶ月が目処

●冷蔵庫にはヘタを下にして立てて入れる! 乾燥に注意!

オクラは傷みやすい野菜なので、保存方法にも気をつけたいものです。夏の暑い時期は、冷蔵庫の野菜室に入れましょう。その際、乾燥を避けるためにひと工夫が必要です。

1週間程度保管するときにおすすめなのが、瓶に入れること。

少量の水を入れた瓶にヘタを下にして立てて入れ、蓋を締めましょう。蓋がない場合はラップで代用可能です。

数日程度であれば、濡らした新聞紙やキッチンペーパーに包み、ポリ袋に入れて軽く縛るという方法も有効。この際も、ヘタを下にし立てて冷蔵庫の野菜室に入れるのがポイントです。

冷蔵保存前に一度茹でてしまうと日持ちがしないため、気をつけてください。

●冷凍保存は下処理後でも可! 解凍は自然解凍もしくはレンジで!

一方、長期で保存するには冷凍が良いでしょう。1か月ほど持ちます。

水洗いしてしっかり水気を拭き取ったら、冷凍保存用の袋に並べ入れるだけです。

その前に、ガクを取り除いて板ずりし、うぶ毛を取るという下処理をしておけば、解凍の際にそのまま使えて便利。

輪切りにしてから凍らせてもOKです。

また、解凍の際は、自然解凍がおすすめ。時間があれば、冷蔵庫でゆっくり解凍させる手もあります。逆に急ぎで使いたいときは、レンジでこまめに様子を見ながら解かしていきましょう。

なお、栄養が流れ出るのを防ぐため、スープ等に凍ったまま入れる方法もありますよ。

茹でるだけじゃない!焼いても美味しい『焼きオクラ』 オリーブオイルで香ばしくおつまみにもピッタリ

オクラはサラダやお浸しなど、茹でて食べてもおいしいですが、いつもとちょっと違う食べ方をご紹介。オリーブオイルで焼くだけの簡単レシピです。

【作り方】
1.ガクを取って板ずりしたオクラを洗って水気を切り、オリーブオイルを敷いたフライパンに入れてコロコロと、軽く焦げ目がつく程度に焼くだけです。

2.仕上げに塩を少々振って出来上がり。

香ばしい焼きオクラは簡単で、さっとおつまみにもピッタリです。お好みで、ニンニクを入れてもよく合います。

ニンニクを入れる際はスライスし、フライパンにオクラを入れる前に弱火でじっくり風味を出してくださいね。

暑い夏には冷たく和えよう『オクラとミニトマトの冷製パスタ』 ピクニックランチにもおすすめ

さて、オクラをトマトと一緒にパスタに和えましょう。暑くて食欲が出ない夏には冷製パスタ!事前に作って冷ましておき、食べたいときにお皿に盛るだけ。

クーラーバッグに入れて、ピクニックに持って行くのも良いですよね。

【材料】(2人分)
・オクラ 8本程度
・ミニトマト 15個程度
・オリーブオイル 適量
・塩 適宜
・パスタ 160g

今回は、リボンのような形が可愛いファルファッレというタイプのパスタを使用。ちなみに、ファルファッレとはイタリア語で「蝶」を意味します。

●ディチェコ ファルファーレ No.93 500g

イタリアのパスタメーカー、ディチェコのファルファッレ。形がかわいくパスタサラダにも最適。

【作り方】

1.たっぷりの水を沸かして塩を入れ、パスタを表示時間通りに茹でます。

☆この10分程度の間に、野菜の準備に取り掛かると効率が良いですよ。

2.ガクを取り除いたオクラを板ずりしてうぶ毛を取り、さっと1分茹でた後、素早く氷水につけザルにあげて冷ましましょう。

☆このひと手間で、食感と色鮮やかさが残ります。

3.「2」のオクラを輪切りにし、ミニトマトは半分に切っておいてください

4.ミニトマトには塩を振り、オリーブオイルをかけて5分ほど置いておきましょう。こうすることで出てくる汁気が繋ぎになります。

5.「1」のパスタが茹で上がったら流水で冷やしてください。

6.パスタにオクラとミニトマトを混ぜ合わせ、オリーブオイルを回しかけたら完成です。

今回はアクセントにバジルを加えましたが、大葉でもおいしそうですよね。

また、細かく切ったモッツァレラなどのチーズ類やツナ缶もよく合いますので、自由にアレンジしてみてください。

食欲の出ない暑い日にも!冷やして美味しいオクラ! 乾燥に注意して保存し新鮮に夏の旬を味わおう

栽培すれば新鮮な採れたて、ネバネバシャキシャキっと独特の食感を楽しめるオクラ。買ってきた場合でも、乾燥を防いで保存することがポイントです。長期保存には必ず冷凍庫を使用してくださいね。食欲の出ない暑い夏こそ、冷やして食べてもおいしいオクラを堪能しましょう。