ロードバイクでツーリングなどを楽しむ際、荷物は基本的にリュックやショルダーバッグなどを身に着けることなく、サイクルウェアの背中ポケットや車体に取り付けたバッグにアイテムを収納します。そこでおすすめなのが走行を阻害しないサドルバッグです。今回は筆者愛用の「モンベル・U.L.サドルポーチ」を筆頭に、その他おすすめサドルバッグ、携帯しておくと便利なアイテムなど…役立つ情報満載でお送ります。ロードバイクでのアイテム収納に悩んでいる方は是非ご一読して下さい。

【サドルバッグとは?】自転車のサドル下部に取り付ける収納バッグ!走行の邪魔にならないアイテム

そもそもサドルバッグなんて使ったこともないし、何で必要なの?と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう…まずは気になる「サドルバッグ」について説明します。

●サドルバッグって何? どこに取り付けるの?

サドルバッグとは自転車のサドル下部に取り付ける収納バッグ。基本、シートポストとサドルの裏側に付いたレールを利用して取り付け・取り外しを行います。

●サドルバッグの用途やサイズ感は?

主な用途は〝何を携帯するのか?〟〝どの大きさを選ぶのか?〟によっても大きく変わってきます。

例えば…最低限の工具とパンクした時に対応できる修理キットさえ携帯できれば良いという方はコンパクトサイズでもOK。

しかし、工具や修理キットに加え栄養補給食や着替えなどたくさん荷物を持ちたいという方はミディアムサイズやラージサイズを選んだ方が無難…と、人によって様々なんです。

●サドルバッグおすすめの理由とは?

ロードバイク等に取り付けるバッグはハンドルに付けるフロントバッグや三角形のフレームにつけるフレームバッグなどもありますが、筆者おすすめはこのサドルバッグ(サドルポーチ)です。

フロントバッグはハンドルに重りを付けることになるため、どうしてもハンドル操作が不安定になりがちですし、フレームバッグは水分補給用の水ボトルと干渉する、時々足にあたって気になる、といったデメリットがあります。

その点、サドルバッグは走行を邪魔することもなく、他の部品との干渉もしないためおすすめです。

もちろん、他のバッグよりも収納スペースは小さいですが、軽量化のため荷物を極力減らすロードバイクとの相性は良いと言えます。

かさばる水ボトルはボトルホルダーに入れたり、サイクルウェアの背中ポケットの収納も使えば筆者の経験上、サドルバッグでも十分対応出来ます。(日帰りサイクリングの場合ですが…)

サイクルウェアに関する記事は以下をチェック!

サドルバッグの種類と選び方!取り付け方・防水性能・軽さ…3つのポイントで解説!あなたは何で選ぶ?

サドルバッグは多くの種類があるためどういったものを選んで良いのか迷うところ。

「用途やサイズ感」については前述した通りですので、この章では「取り付け方」「防水性能」「軽さ」と言った3つのポイントに絞って説明します。

●☆取り付け方で選ぶ

サドルバッグは基本的にシートポストとサドル下部のレール部分で支える構造となっています。また、「直接取り付ける」「アタッチメントを利用して取り付ける」と言った2つの取り付け方法があります。

1つ目は以下に紹介する「BV(ビーブイ)自転車 サドルバッグ」。シートポストとサドル下部に「直接固定する」タイプのため、着脱時には本体に付いたバックルやマジックテープをその都度利用します。

2つ目は「ROCKBROS」のサドルバッグのような「台座付き」タイプがあります。

こちらはサドルレールにあらかじめ台座部分を取り付けておき、バッグ本体のバックルを差し込んで固定するタイプですので着脱が簡単に出来ます。

これだけでも固定はされますが、ぐらつかないようにシートポストに本体付属のマジックテープを巻き付ければOKというものです。

このように取り付け方にも大きく分けて2つの種類がありますが、バッグの着脱頻度が多い方は2つ目の台座付きのタイプがおすすめです。

工具などを入れるだけで着脱頻度が少ない方には1つ目でも問題ありませんね。ちなみに1つ目のタイプは特にマジックテープで固定するタイプは軽量であることが多いです。

●☆防水性能の有無で選ぶ

サドルバッグには防水タイプもあります。雨の日も乗りたい方や中に濡れてはいけないものを入れたい方には防水のタイプがおすすめです。

「THRLEGBIRD」の防水サドルバッグのように、撥水性も備えたPVC素材というものを使用し、縫い目やジッパーなどもないことから、雨の日でも安心して使える防水仕様となっています。

●☆軽さで選ぶ

選び方のポイントはいくつかありますが、筆者の最も注目する点がこの軽さです。特にロードバイクに乗る場合には重要です。

せっかく軽さを追求した自転車にもかかわらず重いパーツを付けて走行しては本末転倒なので、筆者の場合はなるべく軽量なアイテムを装着しています。

そこで、次のページではその「軽さ」に着目して、ロードバイクにおすすめの製品「モンベル・U.L.サドルポーチ」についてレビューしたいと思います。

【レビュー】モンベルの「U.L.サドルポーチ」! 軽量でロードバイクとの相性は抜群!

サドル下にマジックテープでくくりつけるタイプのシンプルなサドルポーチ(サドルバッグ)です。軽量性を追求したモデルのため非常に薄い素材で作られているのが特徴です。

【製品情報】

●素材:40デニール・ナイロン・リップストップ

●サイズ:高さ7×幅5×奥行き16cm

●容量:0.6L

●重量:49g

●カラー:ダークフューシャ(DKFS)、プライマリーブルー(PRBL)、スカイグレー(SKGY)、ガンメタル(GM)の4色展開(ガンメタルは直営店のみの取扱い)

コンパクトで走行を全く阻害したい点が嬉しいポイント。右の口の部分はくるくる折りたたんで差し込みバックルで固定して蓋をします。

中に入っているアイテムの大きさに応じて折りたためるため、コンパクトなシルエットも良いですね。

後方からはちゃんと認識してもらえるように車のライトなどを反射して光るプリントが施されていて安心です。さらに左右にも広がっておらず、すっきりとしたシルエットですね。

コンパクトサイズのバッグですが、奥行きは16cmもありますので、パンクの際に常備しておきたいチューブや工具など…長めのアイテムも入れられて便利です。

バッグ内のアイテムは写真のように取り付けたままでも出し入れが出来るため、サイクリングで時間のロスを最小限に抑えられます。

何と言ってもこのバッグの凄いところは他に類を見ない軽さに尽きます。

筆者が測定したところ、たったの48gしかありませんでした。(モンベル公式では49gですが…)

なるべく身軽にライドを楽しみたいロードバイク乗りにはうってつけのアイテムと言えます。

モンベル U.L.サドルポーチのクチコミ情報をWEBでチェック!

> パンク修理セットなどを入れておくには十分な容量。

> 薄い生地を使用しているため、工具や小物など尖ったものを入れるのはNG。

> 超軽量のため自転車につけっぱなしにしても邪魔になりません。

> 超軽量はとてもありがたいのですが、生地が薄いため中身が多少透けてしまうのが…。

全体的に軽さの点では皆さんも満足されていらっしゃる方が多かったのですが、生地の薄さをプラスと考えるかマイナスと考えるのかは個人差がありますね。

筆者が思うには…確かに生地は薄いです。しかし、信頼のあるアウトドアブランドの製品というだけあって軽量化を図る上であえてペラペラにしているはずであり、しっかりとした製品であると思っています。

タイプ別おすすめサドルバッグ紹介! 自転車旅に便利な大容量タイプやボトルも入るホルダー付きなど

軽量性重視の筆者の場合は先ほどのモンベルのサドルバッグがぴったりでしたが、たくさんの荷物を入れたい方や機能性重視する方もいらっしゃるはず。

そこでその他タイプ別におすすめサドルバッグを紹介します。

●ROCKBROS(ロックブロス)大容量 サドルバッグ シートバッグ

【製品仕様】
サイズ:約78.5cm×37cm×15cm
容量:約12-14L
重量:約556g
素材:600Dナイロン+TPU(プラスチック素材の一種)

こちら「ロックブロス」の大型サドルバッグは12L〜14Lと容量が調節可能で、細かな工具以外にも服やシューズ、栄養補給食などたっぷり収納できるのが魅力です。また開口部も広く物の出し入れもしやすい仕様となっています。

サドルバッグ内部にはフレームが入っているため内容物を保護でき、反射ストリップ付きで夜間走行の安全にも気を配っています。

さらに本体素材は防水性に優れた素材を使用しているため、自転車旅をする方などに是非おすすめです。

●ROCKBROS(ロックブロス)自転車 サドルバッグ ボトルホルダー付き

【製品仕樣】
サイズ:21cm×11cm×8.5cm
重さ:約180g

続いてこちらのサドルバッグはコンパクトな外見に似合わず、パンク修理に必要なチューブや修理工具、さらに小物など収納バッグとしてはもちろん、ボトルホルダーとしても使えます。

本体も完全防水とまではうたっていませんが、防塵性と防水性を備えた作りで小雨程度なら問題なく使用できます。さらに後方からも認識されやすい反射プリントが施してあるため、夜道やトンネルでも安心ですね。

また、クイックリリースのデザインを採用しているため装着は簡単に行えます。

サドルバッグに入れておきたいサイクリングアイテム4選! 多機能工具やパンク時に役立つアイテムなど

最後に筆者おすすめのサドルバッグに入れておきたいアイテム4選をご紹介します。いざという時に役立つアイテムばかりですので要チェックです。

●TOPEAK(トピーク)マルチ機能携帯ツール Mini 9

1つ目は自転車の携帯用工具で、いざという時の修理に役立つ9つの機能が集約されているマルチツールです。

サイズ違いの六角レンチが7つ、ヘックスローブレンチ(六角星型のねじ頭に対応するレンチ)とプラスドライバーが収納されてコンパクトになっています。

●パナレーサー(Panaracer)チューブ 「700 x 23~26C」仏式 バルブ 34~60 mm

自転車乗っていればいつかはパンクするときがやってきます。それが外出先でも対応できるように替えのチューブは持っておきたいですね。

●パナレーサー(Panaracer)タイヤレバー PTL 3本セット

パンク時のチューブ交換で使用するタイヤレバーです。初心者が自力で交換する際には必須アイテムですので是非携帯しておきましょう。

●TNI(ティーエヌアイ)TNI CO2 ボンベ

こちらもパンク時のアイテムで空気を注入する携帯用CO2ボンベです。小型の手押しの空気入れもありますが、パンク修理作業の負担を軽減したい方にはおすすめです。

頑張らなくてもさっと短時間で空気が入るので便利です。

ハピキャン「自転車用空気入れ」に関する記事を要チェック!

軽量でコンパクトなモンベルの「U.L.サドルポーチ」! 身軽なライドを楽しみたい方にぜひ!

自転車走行を阻害しないサイドバッグ、さらに軽量でコンパクトならばさらにGOOD!それを満たすモンベルのU.L.サドルポーチは長年筆者が愛用するアイテムの一つです。軽量なサドルバッグを探している方は是非検討の余地ありです。

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