東京オリンピックの延期に伴い、聖火リレーも中止になったほか、さまざまなイベントにも影響が心配されています。

 聖火ランナーに選ばれていた道南の七飯町の田中猛一(たなか・たけかず)さん。前回・1964年の東京オリンピックに続き、人生で2度目の聖火リレーに臨む予定でした。

 「(感染者増加で)日本国内も果たして安全だろうかと心配もあったんで、本当に妥当な延期だなと思っています。私自身も、雪どけとともにランニングしながら準備していたが、それはそれとして、また1年頑張っていければいいと思っている」(聖火ランナー・田中猛一さん)

 オリンピックの「ホストタウン」になっていた網走市では、韓国の陸上選手の事前合宿が内定していました。

 「いままでの競技団体との関係、スタッフや監督との人脈・交流があるので、それを続けていくことが大切なことだろうと考えています」(網走市・水谷洋一市長)

 札幌で、大学の陸上部や市民ランナーチームの監督を務める作田徹(さくた・とおる)さんは…

 「ほかから『やっぱり東京に戻そう』とか言われても、いいえ、ここ(札幌)です、と強い意志で。それが選ばれた選手たちにも、強い意志が伝わると思う」(作.AC北海道・作田徹代表)

一方、「北海道マラソン」はことし中止になりましたが、来年はどうなるのでしょうか。

 「今年なくなってしまっただけでも、おそらく悲しんでいる方は、北海道のランナーに多いと思います。それが今年もなくて来年もないとなると、一生懸命頑張ってきた方たちの目標を失ってしまう」(作.AC北海道・作田徹代表)
 「早めにマラソンは何日にやりますよ、競歩は何日にやりますよ、ということを決めていただけると助かる」(北海道陸上競技協会・橋本秀樹専務理事)

 北海道マラソンなどの競技会を、主催・運営する北海道陸上競技協会は、東京オリンピックでも、マラソンの運営に携わる予定でした。

 「3月に競技ボランティア募集の話がありまして、それはそのまま来年に生かせますので、継続して募集を続けていきたい」(北海道陸上競技協会・橋本秀樹専務理事)

 突然の決定に混乱はしばらく続きそうです。