道内の旅行に補助が出る「どうみん割」の受付が28日から始まりました。「久々に旅行にも行きたい…」そんな気持ちを後押ししてくれるのでしょうか。

 「宿泊プランについては、もう売り切れてますね」(記者リポート)

 道民の道内旅行を対象に、代金の最大半額、上限1泊1万円を道が助成する、「どうみん割」の予約受け付けが、28日から始まりました。 感染拡大の影響で、宿泊客が5分の1に減ったという札幌・定山渓のホテルでは、「どうみん割」プランは、わずか5時間で完売しました。

 「今回の新型コロナウイルスの影響で、かなりの打撃を受けました。今回の『どうみん割』によって、少しでももとの活気に戻ってほしいと思っております」(定山渓万世閣ホテルミリオーネ・武蔵洸貴さん)

 「いらっしゃいませ。お客様こちらに…ご協力をお願いします」(ホテル従業員)

 来月1日の営業再開に向け、従業員の研修が始まった札幌中心部のホテルでは…

 「マスクを着用してください」(装置から出る声)

 入り口に、入館者がマスクをつけているか見分ける装置を導入し、感染予防策を徹底します。さらに、「どうみん割」で特典も。

 「(『どうみん割』の予約で)レイトチェックアウト、通常よりも1時間長いチェックアウトですとか、(館内施設の)ご滞在中ホテルで利用いただける利用券を1人1泊につき1000円つけさせていただく特典を考えております」(札幌グランドホテル・須田雅之副総支配人)

 道南の松前町の旅館でも、「どうみん割」プランは即日完売しましたが、独自の宿泊プランで対応します。

 「『矢野割』というのプランを始めました。いつからですかというお問い合わせをたくさんいただいていたので、この流れを大事にしたいなと思って」(温泉旅館矢野・杉本夏子さん)

 食事にアワビやウニが付いた1泊2食付き1万5000円のプランが、3000円引きで楽しめます。

 「ウニとアワビがおいしいときのプラン。いらっしゃったお客様に『いらっしゃいませ』って言えるなと思ってます」(温泉旅館矢野・杉本夏子さん)

 一方、困惑の声も。

 「お昼の時報とともに電話が殺到いたしまして、わずか20分足らずで完売してしまった」(川湯観光ホテル・中嶋康雄社長)

 道東・弟子屈町の川湯温泉のホテルでは、「どうみん割」の販売枠を、もっと増やしたかったものの、申請が通らなかったといいます。
 施設の規模などによって補助額が決まっているためです。

 「希望しても電話がつながらない、販売が終了してしまったなど、せっかく期待をしていただいたのに、(どうみん割を)使えないお客様が多数になってしまったというところが一番残念なところ」(川湯観光ホテル・中嶋康雄社長)

 来月10日からは、第1弾とは別のホテルなどが対象となる「どうみん割」第2弾の予約受け付けがはじまります。