2021年がスタート。今年は投打に逸材が揃い、ドラフト的には大豊作の1年だという評判だ。今回は大人気企画「ドラフト期待度ランキング30 バーション2021」をスタートしたい。

 今回は全国各地からの逸材を選出させていただいた。そんな逸材たちを紹介したい。

※地域性、学校のバランスを取るため、1校最大2人までとしている。


30位〜21位まで一挙紹介!

市川 祐(関東一)、小澤 周平(健大高崎)

30位 伊藤 裕平(水沢)
中学時代に全国ベスト8を経験。最速143キロを誇る本格派右腕。目指すは勝てる投手と150キロ。

29位 中田 達也(星稜)
小学校時代はゴルフ少年。独特のアッパースイングで本塁打を量産。スラッガーとしての魅力は先輩の内山以上。

28位 久野 悠斗(報徳学園)
185センチの長身から投げ込む最速143キロの速球は威力抜群。スライダー、フォークの切れもよく、来春に大化けすれば楽しみな逸材。

27位 石田 隼都(東海大相模)
超ハイテンポの投球で、打者を打ち取る好左腕。140キロ前後の速球は数字以上に勢いを感じさせ、鋭く落ちる変化球の切れ味も抜群。

26位 川口 翔大(聖カタリナ学園)
秋の四国大会準優勝に貢献した左の遊撃手。小柄ではあるが、パワフルなスイングと身体能力の高さを生かした遊撃守備が魅力的。

25位 市川 祐(関東一)
140キロ前後の速球、スライダー、カーブを器用に投げ分ける投手。常に落ち着いて投げられるメンタルの強さが魅力。秋は思うようなボールを投げられなかったが、夏にかけてしっかりとパワーアップを遂げたい。

24位 小澤 周平(健大高崎)
小学校時代から元プロの佐野元国氏から打撃理論を学び、小学生から本塁打を量産。健大高崎でさらに打撃を磨き、高校通算35本塁打を記録した左の強打者。

23位 田中 楓基(旭川実)
北北海道を代表する最速147キロ右腕。北海の木村大成の決勝戦では痺れる投げあいを演じた。

22位 大川 慈英(常総学院)
最速146キロ右腕。この投手の最大の魅力は腕が遅れて出てくると感じるような独特の投球フォームで、多くの選手がワンテンポ遅れてしまう。どうしても振り遅れしてしまうほど凄さがある。変化球の精度もよく、無事に全国大会が開催され、自分の思い通りのピッチングができれば、十分、高卒プロを狙えるポテンシャルを持っている。

21位 大塚 瑠晏(東海大相模)
今年の高校生でもトップクラスの守備力を誇る遊撃手。守備型の選手としてパンチ力もあり、ツボに入れば本塁打も打てる。

20位〜11位まで一挙紹介!

有薗 直輝(千葉学芸)、前川 右京(智辯学園)

20位 仲村 竜(岡山学芸館)
沖縄出身の145キロ右腕。身体を縦回転に使え、角度ある速球は魅力抜群。

19位 中村 碧斗(宮崎商)
九州大会で2打席連続弾。さらに11月末の練習試合で高校通算25本塁打に達し、深い距離からでもさせる強肩が魅力の遊撃手。

18位 髙木 翔斗(県立岐阜商)
1年生からレギュラー捕手として経験を積んできた大型捕手で、ここまで高校通算16本塁打とバッティングも武器のスラッガー。

17位 阪上 翔也(神戸国際大附)
投手としては145キロ、打っても高校通算17本塁打を記録する二刀流。今春では飛躍なるか。

16位 田村 俊介(愛工大名電)
明徳義塾中を飛び出した二刀流。投げては最速145キロ、高校通算25本塁打の長打力。技術の高さは超高校級。

15位 羽田 慎之介(八王子)
190センチを超える長身から投げ込む最速143キロの速球は威力抜群。スライダー、フォーク、チェンジアップと器用に投げ分ける姿も光る。

14位 阪口 樂(岐阜第一)

夏の独自大会では加藤翼(帝京大可児 中日5位)の速球を捉えて、特大本塁打。逆方向にも本塁打が打てて、投手としての能力も高く、まさに全国クラスのスラッガー。

13位 伊藤 樹(仙台育英)
秀光中時代から騒がれた好投手。140キロ中盤の速球に加え、頭脳的な投球も光る東北地区屈指の右腕。

12位 前川 右京(智辯学園)
プロに行くために智辯学園に進み、順調に成長を遂げ、昨秋の時点では高校通算30本塁打を誇る西日本を代表するスラッガー。この1年で対応力も高まり、勝負強さも出てきた。強烈な打球を生み出す太ももの太さは尋常ではなく、全国の球児からは「打撃練習の動画を見ました。あの太もも、やばいっす」と一目を置かれる。

11位 有薗 直輝(千葉学芸)
高校通算40本塁打を超える長打力、投げては最速143キロ、軽快な守備も光る。例年ならば、県外に出てしまうようなポテンシャルを持った選手だが、旭市出身の有薗は寮に入りたくないという理由で、旭市から学校とグラウンドがある東金市まで通っている。スケールが大きい千葉出身の逸材を待ち望んでいた千葉の高校野球ファン期待の星。

いよいよトップ10!1位に輝くのは?

森木 大智(高知)、小園 健太(市立和歌山)、畔柳 亨丞(中京大中京)

10位 木村 大成(北海)投手
昨秋の全道大会では30.2回を投げて、41奪三振、防御率0.00と圧巻の成績を残した大型左腕。長身でありながら、制球力が高く、コーナーギリギリに決まるストレート、スライダーのキレは絶品。

9位 松浦 慶斗(大阪桐蔭)投手
2020年は公式戦の登板も増え、履正社、東海大相模相手にも好投を見せるなど、着実に結果を残してきた150キロ左腕。常時140キロ中盤の速球は他の投手と比べても、球質が重く、次々と詰まらせる投球を得意。

8位 徳丸 天晴(智辯和歌山)投手
高校1年生から智辯和歌山の4番に座り、高校2年では20本以上の本塁打を放ち、香川で行われた招待試合で通算33本塁打目に到達。140キロを超える速球を投げ込む強肩が光る大型野手であり、三塁を守る姿もあった。この1年は好投手を次々と打ち崩す豪打を見せてほしい。

7位 達 孝太(天理)投手
193センチの長身から繰り出す最速146キロの速球と切れ味鋭いフォークを武器にする大型右腕。その素質の高さに名門校の指導者からも絶賛の声が続出。20歳を超えてから、155キロぐらいの速球を投げていそうな奥行きがある。

6位 吉野 創士(昌平)外野手
グラウンドに立った時の姿や、顔立ちを見て、「華があるなぁ…」と実感させられる逸材。それでいて、取材時もしっかりと自分の理論を喋れる頭の良さもある。

 高校通算43本塁打の長打力、抜群の俊足と強肩を兼ね備えm三塁手にも挑戦。東日本ナンバーワン野手の座を手に入れることができるか。

5位 池田 陵真(大阪桐蔭)外野手
U-15代表での主将を経験し、大阪桐蔭入学後も1年秋から別格の活躍。高い打撃技術とマインドの強さは一級品。勝負強い打撃で勝利に多く貢献。

4位 風間 球打(ノースアジア大明桜)投手
恵まれた体格から投げ込む速球は最速150キロ。「良い」ではなく、「凄み」を感じさせる投手で、昨年の(ノースアジア大明桜)の3年生は好投手揃いだったが、この投手こそ大本命というべき素材。なんといっても角度があって相当打ちにくい球質は高卒1,2年目のプロ投手とひけをとらないものがある。今年の東北を牽引する逸材。

3位 森木 大智(高知)投手
最速151キロの速球と多彩な変化球を操り、さらに打力も高いスタープレイヤー。中学から騒がれてきた投手だからこそ、求められるハードルは高いが、やはりモノが違う投手である。3月の対外試合解禁から大きな注目を浴びる可能性あり。

2位 畔柳 亨丞(中京大中京)投手
最速150キロを超える速球とスライダー、スプリットなどすべての球種が一級品。東海大会のピッチングはストレート、変化球を意のままに操り、波が小さい投球内容は◎をつけたくなる。高橋宏斗(中日)に続くドラフト上位でのプロ入りも期待できる。

1位 小園 健太(市立和歌山)投手
 140キロ中盤の速球とカットボール、ツーシームの精度の高さはどれも一級品。何より指先感覚が抜群で、これほど思いのままに投げられる高校生は奥川恭伸以来。奥川は縦変化を得意としていたが、小園はカット系。そのため緻密な駆け引きで相手打者を打ち取る投球術は高校生離れをしている。またスカウト好みの柔軟性の高い投球フォームをしているのもナンバーワンの決め手となった。ナンバーワン投手は誰もが納得する剛速球、切れ味抜群の変化球を投げる投手になりやすいが、高校生でも大人顔負けの指先感覚を持った技巧派チックの速球投手が1位になるのは1つの時代の流れといえよう。

 今回、激戦となった世代ナンバーワン投手は小園が1位という結果になったが、昨秋の時点で小園の投球内容が一歩だけ上回っていただけで、10位以内に入っている投手はポテンシャル的に大差はないので、春以降の投球内容では誰しもが世代ナンバーワン投手になる可能性は十分秘めている。

 この期待度ランキングは引き続き実施していきたい。

 評価の変動は春季大会、夏の大会のアピールにあり!そして大会が開催出来る状況になることを心から祈っている。

(記事=河嶋 宗一)