介護疲れから96歳の義理の母親を首を絞めて殺害した罪に問われている女の初公判が、29日、名古屋地方裁判所岡崎支部で開かれ、女は起訴内容を認めました。

 起訴状などによりますと、愛知県蒲郡市の無職、大塚文子被告は、去年7月、同居していた義理の母親、大塚キヨ子さんの介護に疲れ、首をひもで絞めて殺害した殺人の罪に問われています。(※塚は旧字体で、旁の縦棒が一本多い)

 大塚被告は逮捕後の警察の調べに対し、「おばあちゃんの世話で眠れなくなった」などと供述していました。

 29日の初公判で、大塚被告は起訴内容を認めました。

 続く冒頭陳述で検察側は、「キヨ子さんが歩行不能になり介護の負担が増えたが、負担を軽減する方法が他にあったのではないか」と指摘。

 一方、弁護側は、「ストレスが限界に達し、他の方法を選択できるか極めて困難な状態だった」と主張しました。

 判決は、7月10日に言い渡されます。