15年ぶりの日本代表戦、エディオンスタジアム広島のバックスタンドはいい感じに埋め尽くされた

 

11月17日、風もない秋晴れの下、エディオンスタジアム広島で15年ぶりの日本代表戦が開催された。キリンチャレンジカップ2019 U-22日本代表vsU-22コロンビア代表戦。

森保一監督の凱旋試合、U-22日本代表初の国内戦、そして久保建英、堂安 律、サンフレッチェ広島から日本代表デビュー戦となる大迫敬介らがメンバーに名を連ねる話題性も手伝って注目度は高まった。広島合宿開始と同時に多くのメディアが広島入りして、情報発信し続けた。

キックオフは午後0時55分。しかし、当然ながら午前中の早い時間から県内外からサポーターがやって来た。駐車場は完全予約制。交通渋滞はほとんど起らなかった。

エディオンスタジアム広島周辺では様々なイベントなどが開催され、長時間に渡って広大なスペースが賑わいを見せた。

こうした「代表戦の一日」は、スタジアム建設に向けての重要資料にする必要がある。単に試合時間が”問題”になるのではないが、これまでの広島市の基町地区住民への説明などを聞いていると、その見識は甘いと言わざるを得ない。下記、関連記事で認識の甘さは確認できる。この記事内には広島市が用意したナイトゲーム開催時の休日交通量のデータがある。そこでは午後1時以降に着目、しかし基町住民からは「サンフレッチェの試合に行きますが午後からじゃないんですよ、午前中からイベントなどもあるんですよ!」と資料の不備を指摘する声がすぐに上がった。

ひろスポ!関連記事
「いろいろ課題の多い基町にとんでもないものがやってきて寝耳に水」と基町住民が総括した中央公園サッカースタジアム案の話し合いで示された資料(2017年8月29日掲載)


キックオフ前の様子と、ひろスポ!関連記事を紹介する。

11月17日、U-22日本代表vsU-22コロンビア代表、エディオンスタジアム広島とその周辺に楽しさいろいろフットボール・キッズパーク

※画像割愛、ひろスポ!でご覧ください
テレビクルーに取材される親子
 日本代表のマスコット「カラッペ」と「カララ」もやっとエディオンスタジアム広島に来てくれた
 エディオンスタジアム広島隣接の補助競技場ではたくさんの子どもたちの笑顔の花が咲いた サンフレッチェ広島OB、元日本代表GKの前川和也さんもイベントに参加した


U-22日本代表が予想以上の苦戦を強いられ、試合の方は0−2完敗となったが、スタンドはよく埋まった。試合後の公式発表は26,019人。だが、のちに27,620人に訂正された。

そのスタンドの様子はトップ画像で紹介した。メインスタンド側には空席があったが、バックスタンド側は埋まっていた。

この大会の主管は公益財団法人 広島県サッカー協会。同協会の宗政潤一郎事務局長は大役を終えてこうコメントした。

「対戦相手が決まるのも、日本代表メンバーが発表されるのも遅いので、当初は2万人をどれだけ超えるか、という読みでいました。一般への浸透度、という意味では、そのあたりが難しいですね。でも、残り10日ぐらいからよく伸びてくれました。いいメンバーが来てくれたのも大きい。久々の広島開催でしたがトラブルもなく、大会運営は順調でした。改めて、ファン、サポーターのみなさんは、見たい試合があれば遠方からも含めて来ていただけるんだな、という手応えを感じることができました」

バックスタンドの上段は、チケットの売れ行きが伸びたため、急きょ開放して入場者数増に対応した。

収容人数45,000人のエディオンスタジアム広島ではあるが、約28,000人入ればスタンド風景はそれに相応しいものとなっており、県協会関係者の間からは「これぐらいでちょうどいいぐらいだから、やはり新スタジアム規模3万というのは厳しい」の声が上がっている。

ひろスタ!特命取材班