2月の勢いからすれば、もっと伸びていておかしくない小園(画像)

 

マツダスタジアムで開幕3連戦の代わりに開催されている広島vs中日の練習試合3連戦。

第1戦(3月20日)の広島のスタメンはこうだった。

ショート田中広
セカンド菊池涼
センター西川
ライト鈴木
ファースト松山
キャッチャー曾澤
サード安部
レフト野間
ピッチャー大瀬良

そして第2戦…

レフト野間
セカンド菊池涼
センター西川
ライト鈴木
ファースト松山
キャッチャー曾澤
ショート田中広
サード小園
ピッチャー床田

第2戦のスタメンは、ひろスポ!が2月12日、広島の日南キャンプ終了時にアップしたものとピッチャーを除いて同じだった。

ひろスポ!記事
日本一早い?佐々岡カープの開幕スタメン予想!一番野間、三番西川、五番松山と左が続き七番は…


”開幕戦”では外したが、一日違いで見事にオーバーラップした。

おそらく首脳陣は”いつ野間を一番に据えようか”とそのタイミングを見計らっていたはずだ。

野間のオープン戦打率は3割1分だから悪くない。だが、インパクトが弱い。

佐々岡監督は投手出身。自分がマウンドに立った時、野間が一番だと嫌かそうでないのか?

それで言えば四球にも意識が回り始めた西川の一番が一番嫌だろう。一方で西川は打点が稼げる。腰を痛めた松山が戻ってこなければ三番と五番が難しかった。

幸い松山が元気になったのでクリーンアップが固定できた。

今季は長打をより意識すると宣言した松山は、しかし今はミートに重点を置いている。フリー打撃ではすり足でのミートを試したりもしている。無茶振りしてまたどこかおかしくしてしまうことなど、この微妙な時期に一番やってはいけないことだ。

阪神との練習試合で死球を受けたヤクルトの嶋が右手を骨折した。残念だ。

この日、鈴木が四回の第2打席で、中日先発の梅津から右ひじ付近に死球を受けた。「ケガのないように」とずっと言い続けている主砲はよけ方も心得ていた。大きなケガにはならなかったようだ。

同じような形で、3月6日の西武戦(マツダ)で死球を受けたピレラはこの日、三軍調整となった。

そのため小園の出番が必然的に増えることになった。そのおかげでひろスポ!の予想スタメンがやっと実現した。

この日の小園は五回の第2打席で三遊間をった打球が内野安打になり、七回の打席では二番手・山本のキレのあるスライダーをレフト線にはじき返した。小園らしい打撃だった。

しかし二回の第1打席は犠飛が欲しい場面で低めに手を出して三振。九回の第4打席も山本にリベンジされて空振り三振。まだ課題が多い。

本来なら開幕しているこの時期にどんどん目立たないといけない立場の若武者がこれでは期待外れ…もっといい準備ができたはず。ネットにいろいろ書かれていることは、ここでは”無視”するが、もし成績が残せないようだとまたいろいろ言われてしまう。ピレラのいない間にどれだけ攻守両面で高いレベルの安定感をアピールできるか?

オープン戦打率は2割5分だった菊池涼がここにきて調子を上げてきた。ゆるーく構えて鋭く仕留める。練習の時からいい感じで、それが練習試合でも出ている。

ならば菊池涼の二番は固定されるはず。曾澤はオープン戦からずっとハイレベルの打撃を披露しており、もったいないからやはり六番。二番から六番まではキマリ!

相手先発の左右も含めてあとは野間しだい、ということか?

控え組では、日南キャンプの時、すでに”異次元”の打撃をしていた上本がなお、内容の濃い打席を重ねている。

サード、ファーストだけでなきく、セカンド、ショートでもノックを受けている安部も臨戦態勢。

曽根と三好もバックアップ要員としてショート、セカンドも練習しているが、打撃面でのアピールが足りない。相手投手のレベルが上がるにつれて厳しくなってきた。

右の堂林と高橋大は高橋大がリード。堂林はファーストのほか、レフト・ライトの練習もやっている。高橋大は外野一本。代打で出てきた時、どちらが嫌か?佐々岡監督は、ここでもそんなことを考えそうだ。

長野はちょっと苦しい。坂倉は曾澤の背中を追いかけながら打撃内容も追求しなければいけないが、場数を踏むことで成長できるはず。

オープン戦ラストゲームのソフトバンク戦で完封された打線は中日との2連戦でも合計4得点。ただし投手を打席に立たせ、投手交代や代打起用など、佐々岡監督のトレーニング?も兼ねての対外試合が続く。

開幕がいつになるかも分からない中では、個々の選手が高い目的意識を持ってグラウンドに立つしかない。

あとは本チャンの開幕戦のオーダーがどうなるか?(ひろスポ!・田辺一球)

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