トップ画像はフライガールズとモヒカンアビィ

 

広島ドラゴンフライズは7月1日、2020-21シーズンのロスター12名を発表した。10月のB1開幕戦に臨むメンバーは多士済々の編成となった。

堀田剛司ヘッドコーチはクラブ発足当初からチームを率いた佐古賢一ヘッドコーチ以来の”連投”指揮官となった。2019−20シーズンは選手との対話を重視してB1昇格を勝ち取ったが、今後はハイレベルな戦いに備えて新たな戦略も必要とされる。

2019−20シーズンのB2MVPに輝いたグレゴリー・エチェニケら外国籍選手3名はそのまま継続契約となった。トーマス・ケネディは帰化申請中で、これが実現すると外国籍選手もうひと枠の活用が可能になる。

日本人選手は、朝山正悟、田中成也、古野拓巳、岡本飛竜のスターター組には当然、B1での上積みが期待される。

外国籍選手バックアップの重責を担う谷口大智と成長を期待される24歳の森山修斗も1シーズンを経てチームの歯車の中にしっかり組み込まれた。

愛媛オレンジバイキングスへ期限付き移籍した小澤智将ら、日本人選手3名がチームを離れ、代わりにB1の横浜ビー・コルセアーズではコートだけでなくテレビ・ネット媒体B1ナンバーワンの活躍を見せた田渡凌と、B1経験の豊富なパワーフォワード・荒尾岳、それに米国名も持つ沖縄出身の大型ポイントガード・榎本新作がチームに加わった。

B1昇格を目指した昨年はB2オールスターを補強して、見事、それを結果に繋げた。

今回はチームの歴史を築いてきた面々に多種多用な要素を持ったタレントが加わった。そこでどんな化学変化が起こるのか?

チームはこれまで同様、広島の地域性を最大限に生かしながら、地方からBリーグの中央へ風穴を開ける勢いを加速させ、そう遠くない時期にはその頂点を目指す。

【2020-21シーズン ロスター】

■ヘッドコーチ 堀田 剛司(ほった・たけし)
出身地   神奈川県
●生年月日  1978年2月13日
●指導歴      新潟アルビレックスBBアシスタントコーチ(2015)
―新潟アルビレックスBB アシスタントコーチ(2016-17)
―金沢武士団 ヘッドコーチ(2017-19)
―広島ドラゴンフライズ ヘッドコーチ(2019-)

■アシスタントコーチ 田方 慎哉(たがた・しんや)
●出身地     宮崎県
●生年月日   1986年11月27日
●経歴     宮崎県立宮崎工業高等学校―福岡大学
―福岡大学大学院
●指導歴      東京エクセレンス アシスタントコーチ(NBDL2013-14)
―東京エクセレンス ヘッドコーチ(NBDL2014-16)
ー広島ドラゴンフライズアシスタントコーチ(2019-)

■#0Jamari Traylor(ジャマリ・トレイラー)
●出身地    アメリカ合衆国(イリノイ州シカゴ市)
●生年月日   1992年6月24日
●背番号    0
●ポジション  PF/C(パワーフォワード/センター)
●身長     203cm
●体重     104kg

■#1Thomas Kennedy(トーマス・ケネディ) ​
 ●出身地    アメリカ合衆国(ミシガン州デトロイト市)
●生年月日   1987年5月17日
●背番号    1
●ポジション  SF/PF(スモールフォワード/パワーフォワード)
●身長     201cm
●体重     95kg

■#2朝山 正悟(あさやま・しょうご)
●出身地    神奈川県
●生年月日   1981年6月1日
●背番号   2
●ポジション SG/SF(シューティングガード/スモールフォワード)
●身長    192cm
●体重          88kg

■#3岡本 飛竜(おかもと・ひりゅう)
●出身地    鳥取県
●生年月日   1993年4月20日
●背番号    3
●ポジション  PG(ポイントガード)
●身長     170cm
●体重     78kg

■#5榎本 新作(えのもと・しんさく)
●米国名    Isaiah Murphy(アイザイア・マーフィー)
●出身地    沖縄県
●生年月日   1998年4月10日
●背番号    5
 ●ポジション  PG/SG(ポイントガード/シューティングガード)
●身長     196cm
●体重     88kg

■#8Gregory Echenique(グレゴリー・エチェニケ)
●出身地    ベネズエラ
●生年月日   1990年11月23日
●背番号    8
●ポジション  PF/C(パワーフォワード/センター)
●身長     208cm
●体重     120kg
●備考     2019-20シーズンB2 MVP

■#21 田渡 凌 (たわたり・りょう)
●出身地   東京都
●生年月日  1993年6月29日
●背番号   21
 ●ポジション PG(ポイントガード)
●身長    180cm
●体重    80kg

■#24田中 成也(たなか・せいや)
●出身地      新潟県
●生年月日    1991年8月24日
●背番号   24
●ポジション    SG(シューティングガード)
●身長       186cm
●体重             80kg
●備考     2019-20シーズンB2ベスト3P成功率

■#25 荒尾 岳(あらお・がく) 
●出身地    富山県
●生年月日   1987年1月15日
●背番号    25
 ●ポジション  PF(パワーフォワード)
●身長     198cm
●体重     105kg

■#30古野 拓巳(ふるの・たくみ)
●出身地    福岡県
●生年月日   1993年2月20日
●背番号    30
●ポジション  PG(ポイントガード)
●身長     178cm
●体重     78kg


■#55谷口 大智(たにぐち・だいち)​
●出身地    奈良県
●生年月日   1990年4月15日
●背番号    55
●ポジション  PF/C(パワーフォワード/センター)
●身長     201cm
●体重     105kg

■#77森山 修斗(もりやま・なおと)
●出身地    滋賀県
●生年月日   1996年4月13日
●背番号    77
●ポジション  SF(スモールフォワード)
●身長     192cm
●体重     88kg

クラブ側では今回のロースター発表にあたり次のようにコメントした。 


この度、2020-21シーズンのトップチームの選手編成を終えました。「広島ドラゴンフライズは決して諦めることなく粘り強く、最後まで戦い続ける」という信念のもと、パフォーマンスや数字に表れる個人成績は勿論ですが、真のチームプレイヤーであるかどうかなど、数字では計ることのできないハート、メンタリティの部分も重視して編成を進めてまいりました。

また、広島ドラゴンフライズはファンの皆さま、アウェイチーム、レフェリーに対し最大のリスペクトをもってフェアプレーを追求し、紳士的な態度で試合に臨んで参ります。

メンバー構成としましては2019-20シーズンの主力選手を中心に、新たに横浜のB1経験豊富なポイントガードの田渡凌選手、優勝経験があるベテランパワーフォワード荒尾岳選手、そしてU19日本代表選手にも選出経験のあるルーキーのガード榎本新作選手を迎えました。

フロントコート陣についてはまず昨季、B2のMVPに輝いたグレゴリー・エチェニケ選手が、B1でもゴール下で存在感を発揮してくれるはずです。外国籍選手の中で最も長い期間、4シーズン目を迎えるジャマリ・トレイラー選手も決して諦めない姿勢を貫き、チームの勝利のために献身的なプレーをしてくれるでしょう。

トーマス・ケネディ選手は高い得点力を十二分に発揮してくれるでしょうし、昨季から進めています、帰化申請も先日正式に受理されており、今シーズン中には帰化選手としてプレーできる見込みです。そのタイミングに合わせ、トップレベルの外国籍選手をもう1名獲得する準備を進めていきます。

スクリーンや、カットに定評があり、ディフェンス面でも外国籍選手にマッチアップができる荒尾岳、昨シーズン3ポイントが40%以上の谷口大智というタイプの異なる日本人ビッグマンをそろえたことにより、外国籍選手の様々なコンビネーションを組み立てることが可能になると考えています。

続いてウィングとシューター陣ですが、朝山正悟は39歳というベテランでありながら、出場時間、得点とB2で日本人トップの成績を残し、まだまだ進化の途中です。スリーポイント成功率も40%以上を維持し、持ち前の勝負強さもますます磨きがかかっています。満を持してのB1でのプレーは必ず多くのファンを唸らせてくれるはずです。

在籍が7年目を迎える生え抜きの田中成也は、クラブの育成のシンボルです。順調に成長し、昨季はB2のスリーポイント成功率のタイトルを獲得しました。広島で戦い続けるプライドを持って戦ってくれるでしょう。成長著しい2年目の森山修斗が控えており、さらにドライブが鋭く、運動能力が高いルーキーの榎本新作というタイプの違う選手を加入させたことで、攻撃のバリエーションが一気に広がると期待しています。

ゲームメイクをつかさどるポイントガード陣も強化を図りました。古野拓巳は視野の広さを持ちながら、精度の高いシュート力を兼ね備えています。B1の舞台で必ず大きな成長を成し遂げてくれるでしょう。岡本飛竜はディフェンスから流れを変えられる選手です。アップテンポにもなるでしょうし、ゲーム中にポイントガードを変えていくことで多くのバリエーションが増えてくるはずです。

そこへB1経験豊富で、ペイントエリア内のアタックが得意な田渡凌が入ることで、これまで以上に攻撃力の幅が大きく広がります。まずは西地区の台風の目となり、やがて旋風を巻き起こす存在なっていきたいと考えています。

トップチームの運営強化を図るためスタッフは5名体制から8名体制へ拡充しました。コーチ陣は昨シーズンと同様、堀田剛司ヘッドコーチ、田方慎哉アシスタントコーチ体制で2年目を迎え、更なるチームケミストリーを構築してくれるはずです。そこへアナリスト又吉佑をコーチングスタッフに迎えました。コーチングをさらに細分化させることにより、より良い戦術・戦略に基づく判断をしていくためです。

トレーナーも1名から2名へ、通訳・マネージャーも2名から3名に増員することにより、選手のコンディションを最高の状態にできるサポートを行っていきます。

これまで6シーズンで培った広島らしいチームカラーを継承しながら、2020-21シーズンのドラゴンフライズは、関わる全ての方々に感謝の思いを胸に、決して諦めない、屈しない姿勢で戦い抜き、新たなB1の舞台で旋風を巻き起こし、Bリーグトップクラブへと一気に駆け上がってまいります。

株式会社広島ドラゴンフライズ 代表取締役社長兼GM 浦 伸嘉