7月4日 ●3−9阪神、マツダスタジアム
通算5勝6敗1分け(首位巨人に4差の4位)
14時開始・3時間19分、無観客
相手先発 岩貞〇6回9安打3失点(自責3)
本塁打 −

一番レフトピレラ
二番セカンド上本
三番センター西川
四番ライト鈴木
五番ファースト堂林
六番キャッチャー曾澤
七番サードメヒア
八番ショート田中
九番ピッチャー大瀬良●(3試合2勝1敗)4回74球8安打5失点(自責5)
高橋樹
薮田
今村
中村恭
中崎

大瀬良が阪神打線に捕まり、4回5失点負け投手。

開幕戦と前回、続けて連続完投をやってのけた右腕は、それぞれ116球と132球を投げた。

”6月の開幕”から10数試合を消化してこの日の試合前までに2完投した投手は大瀬良だけ。1完投も巨人の菅野ひとりだけ、だ。

セ・パ両リーグ投手10傑を見ると防御率5点台前後の投手が3人。一方、打撃10傑では両リーグとも打率3割4分台以上が16人もいる。

コロナよる特別な調整期間が打者優位に働いた可能性がある。「飛ぶボール」の噂?まで出ているが、投手陣にとっては難しい時間になったのではないか?

特に投げたあとのリカバリー。こればっかりは実戦マウンドに上がらないと”鍛えよう”がない。

大瀬良は開幕戦、雨の横浜スタジアムで投げたあとは空調の効いたナゴヤドームだった。しかしこの日のデーがームは雨上がりで湿度の高い、曇天下のマツダスタジアム。その立ち上がりから体が重そうだった。

先頭の近本に9球目を内野安打にされたが、5球ファウルの空振りゼロ。二死二塁となってマルテに投じた144キロを左中間スタンドに運ばれた。

二回。八番の木浪にインスラをうまくセンターに弾き返され、西川が目測を誤りこれが二塁打に。続く岩貞の送りバントを大瀬良はサードに投げて野選。近本に初球を打たれてセンター犠飛…

四回には無死ニ、三塁のピンチを迎えてツーアウトを取ったあとまた近本に2点適時打を許した。打たれたのはこの日最速の150キロ。それを引っ張られたのだから、およそ”らしくない”投球に終始した。

前夜のナイトゲームからスライドした自身のコンディションと、この日の天候と。「修正」が効かなかった原因がどこにあったのか?次回、再びナゴヤドームで登板する可能性が高い。そこでの投球内容が注目される。

それにしても借金8つを抱えて広島に乗り込んだ矢野阪神にとっては会心の1勝となった。すでに2度の完封負けに加えて、1点しか取れなかったのも5試合。チーム打率2割を切ろうかという貧打に喘いでいた打線が”エース攻略”で四回までに5得点。寝た虎を起こすことになったのではないか…(ひろスポ!・田辺一球)