画像は調整中の大瀬良

 

8月8日 〇2−1 阪神 マツダスタジアム
通算17勝20敗4分け(首位巨人に6差となり5位は変わらず)
18時00分開始・3時間2分、4,977人
相手先発 西勇6回4安打1失点
本塁打 長野3号①

一番センター西川
二番サード羽月
三番レフト長野
四番ライト鈴木誠
五番ファースト松山
六番キャッチャー曾澤
七番セカンド菊池涼
八番ショート田中広
九番ピッチャー大瀬良〇(7試合4勝1敗)7回119球5安打1失点(自責1)
塹江H
フランスアS(18試合1敗4S)



広島は前日までマツダスタジアムで4勝8敗。勝ち試合のスコアは…

7月8日 6−3 DeNA
17日 9−2 ヤクルト
29日 2−0 中日
8月7日 11−6 阪神

先発が試合を作って不安定なブルペン陣の出番を減らすか(A案)、12球団最高打率の攻撃陣が6点以上取るか(B案)、ふたつにひとつ…

そして8月8日、佐々岡監督の背番号のこの日のスコアは2−1勝利とA案の方が”採用”された。

75年前の8月6日と9日、人類史上最初で最後の原爆が人々の暮らしの頭上で炸裂した。そのはざまの8月8日、マツダスタジアムのマウンドに上がった長崎出身の大瀬良の右腕がうなりをあげた。そして、佐々岡カープにとって初となる”1点差勝ち”も呼び寄せたことになる。

コンディション不良で2週間のインターバル。実戦感覚を取り戻す間もなく二回、大瀬良は先頭の大山に同点ソロを許した。

投げ合う西勇にも譲れない理由があった。前回登板でDeNA打線に4本塁打されたのに、立ち上がりで二死を奪ったあと長野にバックスクリーン左へ持っていかれた。マツダスタジアムでは5連勝中。

同点になってからは大瀬良、西勇とも一歩も譲らなかった。


勝敗を分けたのは両軍ベンチの選手起用(あくまで結果論ではあるが…)だった。

七回、大瀬良は一死満塁のピンチを招き、ここで代打福留を二ゴロ併殺に仕留めた。アウトハイへのシュートをうまく打たせた。

西勇輝に代打福留、の勝負手が不発に終わった阪神ベンチの二番手は藤川。

対する広島はここで大瀬良に代打大盛を送り四球で無死一塁。次打者西川の時、藤川はけん制悪送球。西川は三振に倒れたがここで前夜のヒーロー、羽月に代わって打席に立った坂倉が中前に決勝タイムリーを放った。(さすがは広島に涼風を吹き込む”U22代表”だけのことはある)


今季の広島は六回以降、ブルペン陣炎上…というシーンを何度となく繰り返してきた。

”最終回で4点差がないと勝てない”状況が続いていた訳だが、この日は八回の塹江が16球、九回のフランスアが17球で安定した内容を披露した。

8月26日にはウン歳の誕生日を迎える佐々岡監督にとっても、8月8日の方がハッピーな記念日になったのでは…?(ひろスポ!・田辺一球)