画像はプロ1年目のシーズン”完投”に向け調整する森下

 

 

9月19日 〇3−2(延長10回) ヤクルト 神宮球場
通算30勝38敗8分け(M34の巨人まで15差、5位は変わらず)
18時30分開始・3時間40分、1万3126人(5000人上限緩和開始)
相手先発 吉田喜5回5安打1失点
本塁打 堂林13号①

 

一番センター大盛
二番セカンド菊池涼
三番レフト長野
四番ライト鈴木誠
五番ファースト松山
六番キャッチャー坂倉
七番サード堂林
八番ショート田中広
九番ピッチャー森下7回111球4安打2失点(自責2)
塹江H
フランスア〇(32試合2勝2敗9S)

 

佐々岡監督に告ぐ!とにかく初回に1点を…(9月16日のこの連載記事タイトル)…

…がまた証明された。

今季の「逆転しない広島」が勝つためには先行逃げ切りが最善策。これで初回に1点だけ先取した試合は6連勝!となった。

 

8月5日ヤクルト戦(神宮)松山適時打、最終スコア4−1
8月8日阪神戦(マツダ)長野ソロ、最終スコア2−1
8月10日中日戦(マツダ)松山適時打、最終スコア6−1
8月22日巨人戦(マツダ)西川適時打、最終スコア10−2
8月28日阪神戦(マツダ)菊池涼ソロ、最終スコア4−3
9月19日ヤクルト戦(神宮)長野適時打、最終スコア3−2

 

今回は先制、逆転され同点、延長で決勝点という展開ではあったが、結果的に勝てばそれが様々な価値を生み出す。

前夜(18日)は先発の床田が逆に初回に1点を失い結果的には今季チームワーストの14失点だった。初回の攻防により、一夜にして大きな差が生じた。

そういう意味では三番をピレラから長野に変更したことが奏功した。

新人王レース真っただ中、4連勝中の森下には勝ちはつかなかったが負けもつかなかった。これも大きな価値だ。新人王は記者らの投票で決まる。数字や印象度が大切だ。勝ち続けてルーキーイヤーを駆け抜ければ大いに評価されるだろう。

最大のライバル、巨人戸郷はチーム力を追い風に快調なペースで勝っていたのに9月は3試合勝ちがなく足踏み状態に入っている。この状況がさらに続けば規定投球数に届かなくなる。

 

 

森下は前回登板が9月10日のヤクルト戦(マツダ)だった。これが2度目の対戦。

前回は7回1失点で勝ち投手。六回、先頭の二番坂口にインハイへ投じた149キロを右越えに運ばれた。

今回は二回、六番坂口に初球のインロー148キロをモノの見ごとにヤクルトファンで埋まるライトスタンドに叩き込まれた。先頭の村上を気負い過ぎて歩かせたため傷口が広がった。しかしその後はもう二度と隙を見せず、ゼロを並べた。

そうした気迫の投球は、これまた前日の床田の真逆を行くもので、そうなると野手の目の色も変わってくる。八回、堂林が4番手清水から、カープファンで埋まる左翼席に13号ソロ。森下の負けが消え、最終回の攻撃で5打数3三振だった大盛が泥くさく決勝の適時内野安打を放った。

なお森下は8月、4試合に投げて自身は3勝、チームは全勝。

9月も自身は1勝ながらチームは2勝1分け。

さらに計78回3分の2を投げて現時点の規定投球回を上回った。

ここからは1回、1回の重みが文字通り違ってくる。(ひろスポ!・田辺一球)


※さらに詳しい情報は、2000年10月よりカープをウオッチングし続けている(一日も休まず更新中)携帯サイト「田辺一球広島魂」で、田辺一球、スマホで検索!