画像は森下

 

田辺一球note より<5月22日(マツダスタジアム)18時開始予定の広島−阪神9回戦のみどころ>を転載する。

 

<5月22日(マツダスタジアム)18時開始予定の広島−阪神9回戦のみどころ>

 

予告先発は広島が森下(3勝1敗)、阪神が大竹(3勝2敗)

「新井」「新井」と“新井呼ばわり”していた岡田監督だが、昨夜は番記者らにかなりぼやいたようだ。

岡田監督は思ったことをすぐ口に出すようだが、新井には負けれんよ!というまで追い込まれる日は来るのだろうか?

 

 

 

昨夜は初回、秋山が初球を二塁打にしたことがすべてだったかもしれない。

村上−坂本のバッテリーは昨季からずっと固定されている。4月30日のマツダスタジアムでは秋山に初球141キロを右翼席に打ち込まれた。5月7日の甲子園球場では秋山にボールカウント2−1からのカットボールを一塁線突破の二塁打にされ、この時も初回に1点失った。

“しまった”とか“また監督に厳しい目で見られる”なんて考えていたなら、そのあとの手元も狂いやすい。オマケに初回には暴投もやらかして、失点につながった。

勝手ながら阪神バッテリーの気持ちをそう解釈させてもらっている。(もちろん、そうじゃない可能性も十分にある)

村上はこれで5月7日から3試合連続の負け投手。佐藤輝明が二軍落ちしたように、二軍再調整となる日が来るのか…???

 

 

 

ここまで阪神戦には床田が4試合、大瀬良が3試合に投げてきた。アドゥワが1試合。そして今夜は森下の出番となる。

前回、15日の坊ちゃんスタジアムでは6回1失点で負け投手になったが五回以外、毎回の走者を出しながら持ちこたえて今季全5試合でクオリティスタートに成功。まだ3失点はない。

そんな投手にはアレコレ言う必要はないだろう。規程には仮に到達しても、またすぐ名前が消える状況なので長いイニングを投げたいが現在の防御率1・39は床田に次いで隠れ2位。しかも打率・364の二刀流。

 

 

 

阪神は大竹だがさすがにきょうは雨は降らなかった。8日の甲子園球場で対戦済み。

大竹の6回4安打7三振1四球、1失点は中村健人のソロ。

この試合でスライダーを二塁打にした“末包さん”も期待大。今度こそ「つかみかけた」ものがあるはず。バックスクリーン弾はまさに“誠也の訓え”。

ただしマツダスタジアム時代の鈴木誠也の打球は、末包のそれより遥かに”ロフテッド軌道“で、飛距離も段違いだった。目指すべきレベルはまだまだこんなもんじゃない。

まとめると、4連勝の勢いに乗ってきょう勝てば…と言いたいところだが、岡田さんも簡単にはやられてくれないだろう。

大竹は昨季、マツダスタジアムで4戦負けなし、防御率0・57だった。乗せるとまたやられる。新井さんがどんな打線を組むか…