人気シンガー・ソングライター中島みゆき(67)がこのほど、東京・新宿文化センターでラスト・ツアー「結果オーライ」(24公演、5万8000人動員予定)を開幕させた。デビュー45周年イヤーを迎え、ツアーは今回で一区切り。ライブについては「まだ辞めない」と現役続行宣言し、全21曲を圧倒的な歌唱力で聴かせた。

 一幕のMCに行われたお便りコーナー。「ラストですか? さみしいです」。悲しむ観客の思いに触れた中島はあっけからんと話した。「うちの事務所にもお問い合わせがすごかった。よく見てね。ラストツアー。ラストコンサートとは書いていない。閉店セールと書いて3年くらいやってるみたいな。しぶとくてごめんね〜、安心してください」。満面の笑みを浮かべ、ファンの不安を一蹴した。

 レコード会社担当者も「一か所でもっと腰を落ち着けてクオリティーを高めたコンサートを見せたい」と説明。今後はコンサートなどでパワーアップした中島の生歌が聴けそうだ。

 全国ツアーは12〜13年の「縁会」以来。テレビ朝日系帯ドラマ「やすらぎ」シリーズでおなじみの「離郷の歌」「慕情」、初ツアーの1曲目で披露した「アザミ嬢のララバイ」、今年映画化される「糸」など、ラストツアーにふさわしい名曲で1800人を魅了した。