宝塚歌劇団は22日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止していた東京雪組公演「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」(東京宝塚劇場)の千秋楽公演の昼の部を開演した。

 午前11時から行われた昼の部公演では、新型コロナウイルス感染拡大防止のために徹底した対策が講じられていたといい、茨城県から観劇に訪れた40代の女性会社員は「アルコール消毒が至る所、目につく所にあった。待ちに待った千秋楽公演だったので、いつもより熱と気合が入っていた」と話した。

 劇場内の物販も制限。30代女性は「販売しているのはペットボトルのみだった。お土産も密封された物しか売っていなかった。厳戒態勢でした」と語った。

 空席はなく、満員状態だったというが、観劇した女性は「ファン一同、劇団に迷惑をかけないように全員マスクしていた。最後には組長とトップが最後のあいさつで『開演出来てよかった。ウイルスは終息していないが、感染予防に努めて頂きありがとうございます。これからも予防に努めましょう』とおっしゃっていて。最後の拍手は聞いたこともないくらいだった」と明かした。

 同公演に付随して予定していた全国映画館でのライブビューイングは中止し、代わってCSチャンネル「タカラヅカ・スカイ・ステージ」で生放送する。兵庫・宝塚大劇場は27日から再開すると発表している。