加藤一二三九段引退に14歳・藤井聡太四段「先生との対局は大きな財産」

加藤一二三九段引退に14歳・藤井聡太四段「先生との対局は大きな財産」

 将棋の加藤一二三九段(77)が20日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第30期竜王戦6組昇級者決定戦の高野智史四段(23)戦に敗れ、現役引退が決まった。

 引退を受け、各棋士がコメントを寄せた。

 ◆日本将棋連盟会長・佐藤康光九段「63年という長きにわたる前人未到の現役生活、大変お疲れ様でございました。私がプロを目指して奨励会に入会した昭和57年(1982年)に42歳で初の名人位を獲得された千日手・持将棋を含む中原先生との十番勝負の激闘は、今でも鮮明に覚えております。健康にご留意され、これからも将棋界を明るく楽しくしていただければと思います。ありがとうございました」

 ◆中原誠十六世名人「加藤一二三さんとは多くのタイトル戦で戦いましたが、もっとも印象的なのは第40期名人戦です。七番勝負ならぬ十番勝負となって約4か月かかる激闘で、今となっては懐かしさがあります。現役生活、長い間ご苦労様でした」

 ◆羽生善治3冠「現役生活63年は空前絶後の大記録です。長年に渡りお疲れ様でした」

 ◆藤井聡太四段(昨年12月のデビュー戦で加藤九段に勝利)「加藤先生、長い間お疲れ様でした。先生と対局し、その迫力ある指し手を体感できたことは僕にとって大きな財産になると思っています。ありがとうございました。これからも様々な方面でご活躍される事を楽しみにしています」

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