第162回芥川賞・直木賞の選考会が15日、東京・築地の新喜楽で開かれ、芥川賞には、4度目の候補だった古川真人さん(31)の「背高泡立草(せいたかあわだちそう)」(すばる10月号)が選ばれた。

 都内ホテルで会見に臨んだ古川さんは「なんでこうなっちゃったんだろう、オレはこれからどうなっちゃうんだろうというのが率直な気持ちです」と思いを吐露。「まだうれしさはないです。2日後、3日後、日常に帰って風呂でシャンプーでもしている時にしみじみほくそ笑むと思います」

 芥川賞は取りたくない、取らなきゃいけないものと宣言していたが「いざ取るとマジかよ、困ったなあ、とあわわわしているのが正直なところです」と笑顔を見せた。